和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

人魂でゆく気散じゃ夏野原

やっぱり北斎が好き! 「死んだ後は、人魂(ひとだま)となって気晴らしに夏の草原をのびのびと飛んでゆけたら、さぞやいい気持ちだろう」という、まるで死ぬのを楽しんでいるような「辞世の句」何ともカッコ良すぎですね。 北斎の記念品をまとめた、北斎Sto…

今年の夏も北齋の「西瓜図」

昨年の8月7日ブログに北齋の「西瓜図」を掲載してます。 この時にコロナの先が見えない中、追い打ちをかける猛暑が、しばらく続きそうです。どちらにも警戒が必要です。と記しています。 いま、8月も間もなくですがコロナの第7波での感染者は増え続け、大…

純銀製 キンメフクロウ

大切な人への贈り物に。古来より縁起のよい鳥として知られるフクロウ。闇夜でも目が利くので魔よけの意味があったり、「フクロウ(不苦労)」とも呼ばれ、縁起物とされてきました。 そんなフクロウを、江戸時代の鎚起工芸の純粋な血統を受け継ぐ「銀工房 こ…

恐れるか、戯れるか。 その筆、鬼神のごとし。

「百物語 笑ひはんにゃ」(前期) 「北斎百鬼見参」すみだ北斎美術館 6/21(火)〜7月24日(日)前期 7/26(火)〜8月24日(日)後期 恐怖とユーモア、並外れた「奇想天外」の想像力、「百物語」にある「笑ひはんにゃ」には北斎の着想の凄さに満ち…

手にとって楽しむ、夢二の世界。

叙情と浪漫をたたえた夢二の絵は、時を超えて愛され続けています。 いわゆる「夢二式美人」と呼ばれる美人画で知られる竹久夢二。その愁いを帯びた表情と細身で優美な曲線を描く姿態。そして独特な色づかい…それはまさに大正浪漫の時代を生き、時代を創った…

GW「花らんまん」

「本郷給水所公園」 ゴールデンウイークまっただ中ですが今日は出勤です。少し早かったので、一駅手前のお茶の水駅で降りて「お茶の水駅」と「水道橋駅」のほぼ中央に位置する知る人ぞ知る「本郷給水所公園」で「花らんまん」のつづきです。 バラを中心とし…

LaQua「花らんまん」

東京ドーム ラクーア 「北斎花らんまん」の後のブログの写真ですが、こちらは東京ドーム、ラクーアの「花らんまん」です。 さてさて明日から大型連休の始まりです。 和楽多屋はカレンダー通りのお休みとさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。 暗いニ…

北斎「花らんまん」

牡丹に蝶 北斎「牡丹に蝶」 蝶が風に吹かれ揺れる牡丹にとまろうとする瞬間を的確にとらえ「森羅万象を生けるがごとく描かん」という北斎の意気込みを感じるることができます。 東京の桜の見頃は過ぎようとしていますが、すみだ北斎美術館では桜ばかりではなく…

野球にゴルフ、春らんまん。

4月6日東京ドーム前 メジャーより一足先に開幕した日本のプロ野球もすでに10日ほどが過ぎました。いろいろあって面白い。まだ始まったばかりですがやはり公式戦は力が入ります。 そして、いよいよ8日には大谷翔平選手の出番、調子は良さそうです。私にとっ…

春の陽気に誘われ

その姿、やっぱり美しかった。 帰宅途中の「じゅんさい池」10月過ぎに見かけてから昨日のこと、 寒い冬を乗り越えたのでしょうか、感動の再会です。 ここも、これからは桜が見頃になります。 さらに、スポーツの春も到来です。 サッカーは日本代表がW杯出場…

プロ野球、目が離せない3人。

今日は東日本大震災から11年、父を亡くしたのが小学3年生のときだった佐々木朗希(20)がプロ3年目を迎えます。 オープン戦を見た落合さん、中畑さんがその成長ぶり、凄さに驚き大絶賛でした。 米国では大リーグ、選手会の交渉が一転合意で4月8日開幕。大谷…

牛天神(北野神社)梅まつり

少し暖かい陽気に誘われ、毎年行ってる歩いても7~8分のところの牛天神(北野神社)へぶらりと。 ●北斎と牛天神(北野神社)の関わり。 葛飾北斎 富嶽三十六景「礫川 雪の旦(こいしかわ ゆきのあした)

北斎、豆まきする金太郎。

今日は節分、豆まきです。 このページはすみだ北斎美術館の豆まきをする金太郎。北斎、春朗期の作品です。 こちらから 豆まきをする金太郎 - すみだ北斎美術館 奇想天外、視覚の魔術師。 やっぱり北斎が好き! 北斎の記念品をまとめた、北斎Story&Googs 北…

「笑門来福」

コロナウイルスの爆発的拡大で先が見えず、心が滅入る毎日です。こんな時こそ少しでも笑顔が欲しいものだと考えます。 たまたま今日の四字熟語が「笑門来福」だったので掲載しました。笑顔で暮らす人の家には自然に幸運がめぐってくるということ。「笑う門(…

やっぱり北斎が好き。

かっこいい生き方、学びたい。 本年もよろしくお願いいたします。 令和4年1月5日 奇想天外、視覚の魔術師。 やっぱり北斎が好き! 北斎の記念品をまとめた、北斎Story&Googs 北斎の世界にようこそはこちらから

北斎自身の魂の自画像?

来年の干支は寅ですが、北斎は肉筆画「雪中虎図」を残しています。その作品の右下に、嘉永二己酉寅の月 画狂老人卍老人筆 齢九十歳と署名があります。 それにしても「嘉永二年寅の月」とは1849年3月で、数え90歳(満年齢88歳)です。亡くなったのが…

北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか

2021年12月21日(火) ~ 2022年2月27日(日) 葛飾葛飾北斎やその弟子などが日本の歴史上の人物や事件を描いた作品を集めます。紫式部や武田信玄など、どこかで名前をきいたことがある、あの人も登場! 2021年12月21日(火)~2022年2月27日(日) 北斎をもっと…

北斎の「奇想天外」

今日の四字熟語「奇想天外」 これまでに体験したことのなかったような未知の世界へ誘う北斎の奇抜な発想と想像力。 1999年にアメリカの雑誌『Life』が「この1000年で最も偉大な業績を残した世界の100人」を調査したところ、日本人では葛飾北斎が選ばれた…

白く光る栄光 鈍く光る重厚

瓢箪のかんざし 銀の魅力 ■金より人々に愛された銀 オリンピックのメダルは、金・銀・銅の順。銀は2番目です。金は確かに銀よりも価格も高く、華やかです。しかし、実は歴史上、金より銀が愛されていた事実があるのをご存知ですか?オリンピックのメダルが…

「木目込み人形」について

連獅子 「連獅子」決まっていますよね。外国の方のお土産に木目込人形が人気です。 それは日本独特の着物や歌舞伎をエキゾチックに感じることと、木目込人形は衣裳を一枚一枚、木目込んで作るので、布の鮮やかさが引き立つ、つまりより“日本らしさ”が際立っ…

北斎のその生き方に学ぶーその2。

北斎(1760〜1849)は数え90歳で没しますが、72歳<富嶽三十六景>の刊行が始まり、75歳で<富嶽百景>を刊行。この中にある跋文(あとがき)には、「80歳にしてはますます進み、90歳にしてなおその奥意を極め、百歳にして正に神妙ならんか、百有十歳にして…

大谷選手おめでとう。そしてありがとう。

“満票”で最高栄誉のMVP獲得です。心からの「おめでとう」と、シーズン中毎日、楽しませてもらい、ブログにも度々、掲載もさせてもらったこと、本当に「ありがとう」を言いたいです。 マドン監督が今年の最終戦が終わって、締めくくった言葉が印象的で忘れら…

小春日和、その2「東京ドーム&リス」

写真は朝の風景です。あちこちにリスが登場します。 楽しい発見があるかも。 なお、ライトアップは17時から24時です。 WINTER ILLUMINATION 2022.2.28まで。 やっぱり北斎が好き! 北斎の記念品をまとめた、北斎Story&Googs 北斎の世界にようこそはこちらか…

小春日和

11月11日、今日の四字熟語はたまたま小春日和。 さらに1が4つも並んで何となく気持ちがいい。 今日の東京ドームはまさにカレンダー通りです。ドームの今年のイルミネーションには、たくさんのリスが出てきます。とりあえず、そこでみつけた1枚です。 今年も2…

北斎、その生き方はカッコいい。

人魂でゆく気散じゃ夏野原 「死んだ後は、人魂(ひとだま)となって気晴らしに夏の草原をのびのびと飛んでゆけたら、さぞやいい気持ちだろう」という、まるで死ぬのを楽しんでいるような「辞世の句」何ともカッコ良すぎですね。 やっぱり北斎が好き! 北斎の…

今年の写真大賞?「自画自賛」

帰宅途中の「じゅんさい池」夕刻、ほとんど同じ時間に通るのですが、前は明るかったが今はまっ暗です。 暗いから、池にくる鳥たちも少ないようで写真を撮るのも難しい。 しかし、いつもの場所に、いつもの鳥が、まるで待っていてくれたか?のようにそこにい…

北斎Story&Goods やっぱり北斎が好き!

冨嶽三十六景クリスタルでは、一番人気は「神奈川沖浪裏」次いで●凱風快晴(赤富士)です。 少しでもイメージがつかめればと思い、クリスタルの「神奈川沖浪裏」に加え、能登ひば「神奈川沖浪裏」を取り上げて背景の暗いところに置いて撮影したものですが飾…

枯れ葉を料理する。

枯れ葉の料理 コロナ禍、家で料理をする人が増えたというが、私は料理を全く作ったことがない。作れないのではなく、やらせてもらえないのだ。 10月から色々なものが値上がりです。タバコもです。タバコは身体に悪い事は十分わかているけど止められないでい…

祝い額「縁ありて」

縁ありて(小) 縁ありて(大) 今日、紹介するのは「吉祥墨彩画」気持ちが癒される作品です。 「縁ありて 人生楽しきかな 逢えてよかった 出逢いのおかげです」 「ホッ」と心やすらぐ祝い額。お地蔵さんも祈っています。コロナ禍だからこそ感謝の気持ちと笑…

「ケタハズレ」オオタニ

二刀流のオオタニの快挙に米メディアは、驚きの衝撃を隠せないようです。 当然ですよね、普通ではないことをやってのけているのですから。 コロナや大雨の被害など暗いニュースの続く中ですが、たくさん、たくさん、元気もらっています。とてつもないことを…