和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

目線をズラスことと、一期一会。


和楽多屋の「和三昧今様粋生活」で街で見かけた和のコーナーに時々素晴らしい写真を載せていただいているニィスフォントの伊藤晃さんがいつも言ってることがあります。あの時いい写真が撮れたからといって、今度そこに行った時にその時と同じ写真は絶対に撮れない。
写真に限らず、その時だからこその出会いがあり面白いし、一期一会が貴重なのだという。自分なりの視点とか哲学を持って被写体に接することを簡単に言う人もいるけどそれは大変難しいことだという。しかし、目線をズラスことならそう難しく考えなくても出来るのでお勧めしたいと言ってます。カメラ位置を変える、裏から、横から、見方をちょっとズラしてみることで新しい発見があるという。
このことはビジネスにも通じる気もするけど、なかなかできない。
亀戸七福神の一つで福禄寿が祀られている天粗神社に可愛いお地蔵さんがあり面白い写真がとれるという話を彼が以前していたのを思い出し近くを通ったついでに寄ってみました。亀戸天神のすぐそばです。
そして、すばらしいシャッターチャンスにめぐりあえた。私としては手ごたえ十分。まさに、これが彼の言うこの時でしか出会えない一期一会なんだと思いました。

和楽多屋スタッフ: SEN