和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

和風照明「写楽」と「北斎」


「謎の絵師」と言われる東洲斎写楽。その代表作3点がさらにグレードアップして和風照明に追加されました。
和風照明のはじまりは、北斎の絵を照明に取り入れ、見てみたいという強い思いでした。その思いを叶えてくれたのが富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」でした。
そして、もっと、もっと楽しめる作品をということでさらに細部にこだわった作品、写楽の代表作3点(写真)です。
写楽は誰か、これまで日本美術史上最大のなぞとされていました。
いまは、写楽は阿波藩おかかえの能楽者・斉藤十郎兵衛ではないかというのが有力だと言われてますが
有名絵師説で、北斎富嶽三十六景“神奈川沖 波裏”の波の描き方が、写楽の描く役者の手とそっくりであるというほか、細部のタッチがよく似ているということから葛飾北斎説がかなり有力だと言われてきました。
しかし言えることは、写楽北斎であっても、だれであってもその作品の魅力には変わりがありません。
写楽」と「北斎」どちらも和紙照明で見ることで、さらに魅力ある作品に生まれ変わることができれば最高なんですが。
何処に飾るかは工夫次第でいろいろです。詳細については後日掲載いたします。