和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「奇想天外」を北斎にみる。

「奇想天外」とは普通では思いもよらない奇抜なこと、珍しいこと。予想もしなかった現象や行為、結果のこと。「奇想天外より落つ」の略。「新々奇抜」
これは和楽多屋で発売している昨日の「日めくり四字熟語カレンダー」に掲載されている四字熟語です。
これまで体験したことがない奇抜な発想と想像力、見る人を驚かせる自然や人間の観察者である絵師「北斎」が、この「奇想天外」の人物に当てはまると思います。
恐怖とユーモア、並外れた「奇想天外」の想像力、「百物語」にある「笑ひはんにゃ」には北斎の着想の凄さに満ち溢れています。