天才浮世絵師、北斎を蔭で支え晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「阿栄(おえい)」雅号は応為(おうい)といい、日頃「おーい」「おーい」と呼んでいたことから生まれたともいわれるウソのような話。
父親譲りの腕を持ち、性格は男のようにさっぱりとしていたという。
偉大すぎる父を見続けたからこそでしょうが、女性ならではの繊細さとモダンさで美人画においては父北斎をして阿栄の方が勝っているといわしめるほど素晴らしい作品を残しています。
中でも「三曲合奏図」「吉原格子先之図」 は応為の代表的作品として有名です。
さて、「おーいお茶」といって手にする湯のみが、こんな湯のみだったら北斎も驚いたことでしょうね。
九谷焼きの北斎大湯のみ¥5,000(税別)径9×高さ9cm 化粧箱入り