和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

サッカーアジア杯、縁起のいい八咫烏が勝利を導いた?。

昨日行われたサッカーアジア杯はFIFAランキングでは日本は50位、トルクメニスタンは127位なので楽に勝てると思いながらのテレビ観戦。結果は3-2で勝ったけど先制を許し苦戦しました。
ご存知の日本代表選手のエンブレムにも採用されているのが八咫烏(やたがらす)です。最近では下町ロケットでもヤタガラスの言葉がつかわれていますが、この変わった名前のカラス調べてみると、何と日本書紀古事記に登場する神聖な鳥のことだったんですね。
それらの記述によると、神武天皇野国から大和国への道案内をしたという、まさに日本の国造りの道案内人(烏)なわけです。
神のつかいである鳥がなぜ、3本足なのか。これにはいろんな説があるようで、熊野地方で勢力を誇った熊野三党を表しているという説や、熊野本宮大社主祭神である家津美御子大神の御神徳「智」「仁」「勇」の三徳であるという説、また、「天」「地」「人」を表すとも言われます。
霊鳥・八咫烏をモチーフに独自にデザインした赤銅のブローチが福を導いてくれることを願い制作しました。サッカーファンならずとも自慢できる逸品です。お名前を手彫りで入れることもできますのでご相談ください。