和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

和紙インテリア。モンステラ(怪物)

葉に穴が開いたり、深い切れ込みがあったり、非常にユニークで面白い形で観葉植物として人気のモンステラ。名前はラテン語の「モンストラム(怪物)」に由来するといわれています。この海外の個性的な植物と、天然の素材繊維である日本の伝統的「和紙」を調…

夢二の人生を彩った女性たち。

憂いを帯びた表情と細身で優美な曲線で描く姿態は「夢二式美人」として、いまでも多くの女性ファンを引きつけてやみません。竹久夢二の人生を彩った女性たち「たまき」「彦乃」「お葉」さん、絵をみても分かりますが、いずれも本当に羨ましくなる?ほどの美…

伝統的手法から生まれた、究極の手技。

いま、残したいもの 日本のかたち「型染版画」伊藤紘は忘れられようとしている日本人のこころの再発見でもあります。そこには日本人が見直すべき日本の文化があります。 型染版画についてもっと知りたい方へ http://www.warakutaya.com/katazomehanga_about.…

威風堂々。甦った貴重なシーサー。

和楽多屋の特別注文により年4回に限り制作される宮城須美子氏(人間国宝金城次郎氏の長女)の作品です。容姿は気高く、力強く、筋骨隆々と素朴のなかに逞しさと気品があり心を和ましてくれます。お店の入り口などにあれば人気者になり商売繁昌は間違いなし…

小わらじ。大わらじ。風かおる一日。

風かおる5月です。対岸の友に、矢切りの渡しに乗って逢いに行きました。今も変わらず片道100円。 柴又の乗船場前に小さなわらじ「わらじっこ」を、つくる人の良いおじさん。これを伊藤紘先生の型染版画作品の備後の大わらじと比べたら面白いかなと思い写…