和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

双六の進化

先日、以前訪問した東京千代田区神田神保町にあるかるた専門店「奥野かるた」に再びお伺いし、いろいろお話をすることができました。かるたといえば今「和楽多屋」では『孫徳かるた』が大好評ですが、この店はかるたはもちろん、ゲーム類も充実しています。…

友禅染めのきれいなインテリア額

「和楽多屋」の新商品【染額 東京手描友禅】は、友禅染めできれいなインテリア額を制作したものです。友禅といえば、ご存知の通り、日本の最も代表的な染色法の一つ。その名前は創始者の扇絵師・宮崎友禅斎から名づけられたといわれています。彼が創り出した…

職人という生き方-渋谷にて上映

先日、スタッフの浅草のボーイと一緒に映画「めぐる」石井かほり監督第1回作品と「きゅう漆職人大西勲のつぶやき」伊勢真一監督作品を見てきました。 その時の感動は10/3にスタッフの浅草のボーイがブログで紹介しております。読んでいただければと思います…

今年は「三の酉」まで…

11月もあと1週間で終わり。はやいものですね(^^;ところで11月といえば、関東では「酉の市」が開かれて、年末気分を先取りするような感じになります。これは毎年11月の酉の日に各地の鷲神社で行われるお祭りで、「縁起熊手」と呼ばれるさまざまな縁起…

沖縄の海に帰った笑う魚たち

和楽多屋「沖縄の焼き物」のなかで紹介している人間国宝 金城次郎氏は沖縄の壷屋で12歳から見習い陶工として、民芸運動を提唱した柳宋悦(やなぎむねよし)、濱田庄司、河井寛次郎らの指導のなかで多くの影響を受けました。その技法は独特のもので沖縄への…

豊かな心を育てる花言葉

バラは「恋」、ユリは「純潔」…花言葉は、普段花に無関心な人でも、その言葉を聞いてみると、「なるほど」と思ったり、「どうしてこの言葉なんだろう」なんて、興味が持てるものですよね。その花を見てどう思ったか、花言葉は地域によって異なります。その地…

鬼が笑わない話

11月も下旬。あれ、もう今年もあと1ヵ月とちょっとなんですね(^^;来年の話をすると鬼が笑うといいますが、今日のお題は「干支(えと)」。(「来年の話をすると鬼が笑う」の意味は、まだ分からないことを話しても意味がないということらしいですが、干支…

林 多聞氏 表参道にて個展

和楽多屋の姉妹サイトで紹介してるイラストレーター林 多聞氏の個展が 「Christmas Mermaids」というテーマで12月19日(火)〜24日(日)まで表参道galleryけやきにて開催されます。林 多聞氏が愛するさまざまな現代女性の姿を人魚を通してユーモラスに表現…

福沢諭吉の魂が現代に甦る「諭吉かるた」

遊びながら賢く学ぶ「孫徳かるた」について11月9日にスタッフ:MORIがブログにて紹介しましたが、今日は福沢諭吉のかるた「諭吉かるた」についてご紹介いたします。天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず─『学問のすすめ』の福沢諭吉の有名な言葉…

袖触れあって、眞葛香山を知る。

会社前の交差点で、本当に良く会う人がいます。 10日に一度くらいか、あまり頻繁に会うと「良く会いますね」と自然に声がでるものです。それをきっかけに、それから後は「こんにちは」となってきます。 さらに、「それにしても良く会いますね」となってき…

漆の日

今日、11月13日は「漆の日」だそうです。その由来は、この日に文徳天皇の第一皇子、惟喬親王が、京都嵐山の法輪寺で漆器の製造法を本尊の虚空蔵菩薩から教えられたという伝説から来ています。 ところで英語で「japan」とは漆または漆器のこと。まさに漆は日…

和のある暮らしのカタチ展

「和」総合情報サイト[和楽多屋]では、伝統工芸品や和雑貨をご紹介しながら、“「和」を見直すこと”や“和のある暮らし”のご提案しているわけですが、今日、インターネットを見ていると、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「第二回 和のある暮らし…

遊びながら賢く学ぶ…

カルタといえば「百人一首」と「いろはカルタ」が思い浮かびますが、起源も違えば、歴史も違うそうですね。「百人一首」はその起源がはっきりしていませんが、平安時代の貴族などが遊んだ、貝合わせなどが元になったと言われています。一方「いろはカルタ」…

街で見かけた、もう一つの「菊花展」

亀戸天神の菊祭り、震災記念堂で菊花展、会社近くの牛天神北野神社の菊わらべまつりと…こう考えると日本列島、菊、菊、菊でどのくらいの菊祭りが開催され、どのくらいの人が菊の花を鑑賞しているのだろうか? 日本人にとって春は「桜」秋の花といえば「菊」…

箸と伝統文化

箸は日本の食事には欠かせない道具ですが、近年その箸の持ち方がヘンな人が多いのに気付かされて唖然となってしまうことがあります。2本の箸を握るように持ったり、支える指が違っていたり…。やっぱりきちんと持つ方が見た目もきれいですよね。こういう作法…

伝統を未来へ

先日の文化の日、木曜日の記事に紹介されていた田村正主演「和紙の音色」の上映会と「神楽坂まち飛びフェスタ2006」に行って来ました。上映会のほうは、小さなドキュメンタリー専門館での上映でしたが満席。田村師匠もいらっしゃっていて舞台挨拶もされまし…

田村正師匠「和紙の音色」上映

10/11付けブログにて「神楽坂まち飛びフェスタ2006」で「和楽多屋」の体験教室で紹介している手漉き和紙で世界的に有名な田村正師匠による「手漉き和紙」体験が神楽坂毘沙門天で体験できることを紹介しましたが田村正師匠主演の「和紙の音色」上映などその後…

ドングリころころ

先日、子供の頃にドングリを拾い集めた話をしましたが、私が小学生の時はみんながみんなドングリを拾い集めてましたから探してもなかなか見つからず、木になっていようものなら男の子達が木によじ登り片っ端からドングリを取ってしまったものです。ドングリ…