和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2020-01-01から1年間の記事一覧

牛天神へ幸先詣と丑と忍の文字。

牛天神、北野神社 丑と忍 来年の干支は丑、今日は近くの牛天神、北野神社へ幸先詣です。そして、何故か「丑」の行書体文字が「忍」に似ていることに気づきました。丑年も先が見えない状況がつづきそうです。今はいろんな事に、忍耐することが大事なのかと思…

「笑顔」そして 前へ進む一歩。

温かい思いやりの「ことば」そして「笑顔」。それは、こんなコロナ禍だからこそ無くしてはいけないことと思います。そこには「勇気と元気」さらには人々の心に安らぎを与えてくれるものがあると思うからです。 「墨彩画祝い額」 ●おかげさまで 笑顔たくさん…

「銀」知っ得、雑学。

千鳥ブローチ 鬼ペンダント 月ピンブローチ ●お金を扱う「銀行」が、なぜ「金行」ではない?日本に最初に銀行ができたのは、1873年のことで、国立銀行条例という法令に基づいて、第一国立銀行ができました。しかし、一般に「銀行」という名前が広がったのは…

コロナ禍 “ホッ”と一息。

「和」の美・知恵。お茶でも飲みながら“ホッ”と一息ついていただけれはと思っています。こんな記事が読まれています。 ■「和」の神髄を探る…1 詫び寂び、そして粋日本人の美意識の変化■見すぼらしく古いものが美しい?日本の美意識といって最初に思い浮かぶ…

北斎の世界にようこそ

北斎 幻の下絵 未公開の下絵103点に驚きです。 大英博物館は9月3日、葛飾北斎の未公開の下絵103点を収蔵したと発表し、オンラインでの公開を始めました。 作品は1829年に「万物絵本大全図」という本のために描かれましたが、本自体は未出版だったということ…

北斎「西瓜図」

きょうは東京都心で、今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日になり、熱中症警戒アラートも発表されています。コロナウイルスも先が見えない中、追い打ちをかける猛暑が、しばらく続きそうです。どちらにも警戒が必要です。 「西瓜図」は北斎が80歳のときに描…

僧の言葉

コロナウイルスはさらに拡大するのでしょうか、先が見えません。そして追い打ちをかけるような記録的な大雨による被害拡大の報。何とも心が滅入る日々ですが、少しでも明るいこれからを考え生きていきましょう。 型染版画 伊藤紘「僧の言葉」より

北斎86歳「須佐之男命厄神退治之図」

須佐之男命厄神退治之図 新型コロナウイルスの影響で「すみだ北斎美術館」も休館中(6月1日まで)で今は作品を観ることはできませんが、こんな時だから観たくなるのが「須佐之男命厄神退治之図(すさのおのみこと やくじんたいじのず)」北斎が86歳の時に描…

風に舞う「鯉のぼり」色鮮やかなれど。

先が見えない、コロナウイルス。感染拡大を受け休園中の東京ドーム、園内に人はほとんど出ていない、美しい青空に沢山の鯉の花が咲く。ここに子どもたちの姿が戻って来る日はいつになるのでしょうか?

「不要不急」

四字熟語 「不要不急 机の前にある四字熟語カレンダー今日4月3日は、たまたま「不要不急」とあります。カレンダーは1年も前から準備され制作を始めます。1年も前その時、これほど恐ろしい新型コロナウイルスのことを想像した者は誰一人いなかったでしょう。…

花をうたう。

花ニ首 今日、5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」です。いつもの年ですと梅の花を見ると、何となく来るべき暖かくなる春に向けて期待がふくらみます。梅が咲いたら、今度は桜の開花はいつごろかと気にもなるものですが、今年は少し様子が違います。…

「梅」型染版画と「屏風時計」

和楽多屋のある文京区には湯島天神、小石川後楽園、六義園などなど、梅の名所が沢山あるんですね。今それぞれに梅祭りが開催されています。 梅の季節ということもあり、今日は梅についての2作品を紹介させていただきます。一つは型染版画の「梅」です。象形…

鬼瓦の鬼が魔除け。

銀細工「鬼ペンダント」 「節分」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことなのですが、立春が1年の初めとされるところから、春の節分が一番大切だと考えられ、やがて節分といえば、春の節分ということになったようです。節分会(せつぶんえ)は、立春前日…

「神奈川沖浪裏」飾り方を考える。

「神奈川沖浪裏」の作品はたくさんあるのですが今回は少しでもイメージがつかめればと思い、能登ひば「神奈川沖浪裏」の作品およびクリスタルの「神奈川沖浪裏」作品の2点を取り上げて背景の暗いところに置いて撮影しました。 飾り方は工夫次第ですが、やは…

北斎「肉筆画帖」塩鮭と鼠

「肉筆画帖」塩鮭と鼠 昨年元号が令和に変わり、新しい時代がスタート、今年2020年干支は「庚子」、最初に戻ってねずみになりました。肉筆画帖(にくひつがじょう)』は、10枚からなる画帖で肉筆画です。正式な名称は「前北斎卍翁肉筆画帖」天保5~10年(183…

神奈川沖浪裏を3Dクリスタルで。

北斎の神奈川沖浪裏を3Dクリスタルで、より立体的に表現しました。クリスタル特有の透明感と高級感があります。海外からのお客様に日本的なものとしていかがでしょうか。 別途、名入れもできます。数がまとまる場合は特別価格でのご提供もありますのでご相談…

「笑門来福」笑う門には福来たる。

「笑顔」昨年最後のブログにも書きましたが、笑顔で暮らすことの大切さは計り知れないもので、想い以上の幸福を己と周囲にもたらすこともしばしばです。 顔いっぱいに笑みをたたえた翁面、令和の年が少しでも明るい笑顔で「希望」を持って生きていければと思…