和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2006-01-01から1年間の記事一覧

お正月を歩こう。写そう。

日本人は新しい年に対する思いは格別で、クリスマスが終わるとたいていの人は来る年に向かって、それぞれの願いと思いを巡らせその気持ちを高めていきます。そしてみんな新しい年の幸せを祈ります。初もうででは健康で過ごせた一年を感謝し、いろんな願いご…

圧倒的な迫力の曼荼羅

先日、あるお宅へ曼荼羅を見に行きました。偶然そこに引っ越した方が、家の中から何十点もの曼荼羅を発見したんだそうです。みなさん曼荼羅ってご存知ですよね? 仏様がたくさん描かれた絵で、悟りの世界や宇宙観を表したものです。それまで私は本などで見た…

早すぎる引退は美しい?

昨日の有馬記念で無冠の三冠馬・ディープインパクトが見事に有終の美を飾りました。普段競馬には関心のない私でさえ、思わずテレビをつけてしまったほど、ディープは社会現象の一つになりましたね。それにしても、あの圧倒的な強さはすごい。後方から一気に…

クリスマスの精神

もうすぐクリスマスですね。今年のクリスマスイブは日曜日なので、パーティーなどにも人が集まりやすいことでしょう。ところで日本で最初にクリスマスが祝われたのは、記録に残るものでは天文21年(1552)、山口県周防で宣教師たちが日本人信徒を招いてのミ…

誰もが納得する、真のチャンピオン?

「和楽多屋」スタッフも年末の慌ただしさのなかで作業に追われています。 たまたま最近のブログにはスポーツのことが多くなっていますが今年もあと数日となると何故か気持ちに余裕がなくなるのか、「和」情報の発信が少なくなってきているのは気がかりです。…

やったネ38歳、弘山晴美

陸上競技で私が一番楽しみなのはマラソンと駅伝。これは余程の事がない限りTV観戦は欠かさない。 17日(日)に行われた全日本実業団対抗女子駅伝が岐阜長良川競技場発着の6区間で行われた。目の離せない、まれに見る上位チームの競り合いが続いて見てる私に…

落ち葉と公衆マナー

今、私の家の前はちょうど街路樹のイチョウが葉を落としていて、道路が黄色く染まっています。北海道などの北国はもちろん西日本各地でも、もう雪が降っているというのに、東京の都心は、季節だけはのんびりしたものです。 さてその落ち葉で黄色になった道路…

がんばれ松坂!

今朝のテレビで、ようやくレッドソックス入りが決まった松坂の記者会見の様子が流れていましたね。“怪物”といわれるだけあって、堂々と落ち着いた様子でインタビューに答えているのが印象的でした。日本人メジャーリーガーの数も最近ではずいぶん増えました…

「もったいない」のお話の2

割り箸が地球の森林資源に影響するということで「マイ箸」を持ち歩く人もいるそうですね。割り箸は年間約250億膳使われていて、30年前と比べて倍増しているそうです。しかし本来割り箸は間伐材を有効利用したもので、環境に悪くないんだという意見もあります…

朝礼に活用された「孫徳かるた」

日本漢字能力検定協会が公募した、一年の世相を表す「今年の漢字」に「命」という漢字が選ばれました。暗い話ですが、いまでも、いじめ、自殺が大きな社会問題となっており、命の重みを痛感したからでしょうか。 「命」の大切さなど、ご家庭で話し合えたらい…

新しい年の幸せを呼んでみませんか?─藤直晴氏の「七福神」

12月6日のブログで「縁起物」のお話をしましたが、本日はその中でもとびきり縁起のいい《七福神》について…。なぜ“とびきり”かというと、招き猫などは1匹だけのものが多いですが、縁起のいい神様がとにかく7人もいらっしゃるのですからね!(^^ところがこの…

もったいないの心

先日、風呂敷を中心とした和雑貨を扱う山田繊維株式会社に行って来ました。東京・神宮前にある営業所兼アンテナショップには、さまざまな製品が並び、なかなかおしゃれな雰囲気でした。京都に本社があるこの会社は風呂敷を中心に今、『もったいないキャンペ…

和の表参道ライトアップと「Christmas Mermaids」展

12月5日(火)から、表参道の約1kmにわたる欅(けやき)並木が、8年ぶりにライトアップされ、『表参道akarium(アカリウム)』が始まりました。 環境にやさしい、新しい「和」を感じさせるあかりの空間。高さ6メートルのLEDの塔60基が冬の表参道をあたたかく彩りま…

日本人特有の島国気質について

日本人野球選手のメジャー移籍話が取りざたされていますが60億円という数字には皆様もさぞかし驚かれたのではないでしょうか。もし移籍して早々松坂投手が故障してしまったらレッドソックスの60億円+年俸分のお金が水泡と化すわけで・・・そんなに出して大丈…

幸せへのきっかけづくり

お正月が近くなると、街の店先などに縁起物が並んでいるのをよく見かけますよね。松竹梅や鶴亀、七福神や招き猫…。どれもこれも私たちに幸せをもたらしてくれるような“おめでたい”グッズです。縁起物と一口にいいますが、では「縁起」とはいったい何でしょう…

浅草へ里帰り

東京・浅草の仲見世は、いつ行っても観光客で賑わっていますね。昨日、その仲見世商店街を彩るシャッター絵「浅草絵巻」が新装披露があったそうですよ。店のシャッターに三社祭などの浅草の行事が描かれた、なかなか楽しい趣向です。浅草といえば、かつて東…

コミュニケーションの積み重ねが大切

今日、12月4日は、「E.T.の日」ということです。昭和57年に上映された映画『E.T.』が日本で公開されたのを記念して定められたということ。宇宙人と地球の子供たちの友情を描いた映画ですが、もう24年も経つんですね。それにしても見ようによっては不気味な姿…

世界から見た日本のイメージ

前回書いた話で外国の人達に日本がどう受けとめられているのだろう?という話をしたかと思います。これ映画で見ると結構時代によって扱いが変化したり、ちょっと他の国のイメージと混同してたりしてて結構面白いかもしれません。オードリーヘップバーン主演…

双六の進化

先日、以前訪問した東京千代田区神田神保町にあるかるた専門店「奥野かるた」に再びお伺いし、いろいろお話をすることができました。かるたといえば今「和楽多屋」では『孫徳かるた』が大好評ですが、この店はかるたはもちろん、ゲーム類も充実しています。…

友禅染めのきれいなインテリア額

「和楽多屋」の新商品【染額 東京手描友禅】は、友禅染めできれいなインテリア額を制作したものです。友禅といえば、ご存知の通り、日本の最も代表的な染色法の一つ。その名前は創始者の扇絵師・宮崎友禅斎から名づけられたといわれています。彼が創り出した…

職人という生き方-渋谷にて上映

先日、スタッフの浅草のボーイと一緒に映画「めぐる」石井かほり監督第1回作品と「きゅう漆職人大西勲のつぶやき」伊勢真一監督作品を見てきました。 その時の感動は10/3にスタッフの浅草のボーイがブログで紹介しております。読んでいただければと思います…

今年は「三の酉」まで…

11月もあと1週間で終わり。はやいものですね(^^;ところで11月といえば、関東では「酉の市」が開かれて、年末気分を先取りするような感じになります。これは毎年11月の酉の日に各地の鷲神社で行われるお祭りで、「縁起熊手」と呼ばれるさまざまな縁起…

沖縄の海に帰った笑う魚たち

和楽多屋「沖縄の焼き物」のなかで紹介している人間国宝 金城次郎氏は沖縄の壷屋で12歳から見習い陶工として、民芸運動を提唱した柳宋悦(やなぎむねよし)、濱田庄司、河井寛次郎らの指導のなかで多くの影響を受けました。その技法は独特のもので沖縄への…

豊かな心を育てる花言葉

バラは「恋」、ユリは「純潔」…花言葉は、普段花に無関心な人でも、その言葉を聞いてみると、「なるほど」と思ったり、「どうしてこの言葉なんだろう」なんて、興味が持てるものですよね。その花を見てどう思ったか、花言葉は地域によって異なります。その地…

鬼が笑わない話

11月も下旬。あれ、もう今年もあと1ヵ月とちょっとなんですね(^^;来年の話をすると鬼が笑うといいますが、今日のお題は「干支(えと)」。(「来年の話をすると鬼が笑う」の意味は、まだ分からないことを話しても意味がないということらしいですが、干支…

林 多聞氏 表参道にて個展

和楽多屋の姉妹サイトで紹介してるイラストレーター林 多聞氏の個展が 「Christmas Mermaids」というテーマで12月19日(火)〜24日(日)まで表参道galleryけやきにて開催されます。林 多聞氏が愛するさまざまな現代女性の姿を人魚を通してユーモラスに表現…

福沢諭吉の魂が現代に甦る「諭吉かるた」

遊びながら賢く学ぶ「孫徳かるた」について11月9日にスタッフ:MORIがブログにて紹介しましたが、今日は福沢諭吉のかるた「諭吉かるた」についてご紹介いたします。天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず─『学問のすすめ』の福沢諭吉の有名な言葉…

袖触れあって、眞葛香山を知る。

会社前の交差点で、本当に良く会う人がいます。 10日に一度くらいか、あまり頻繁に会うと「良く会いますね」と自然に声がでるものです。それをきっかけに、それから後は「こんにちは」となってきます。 さらに、「それにしても良く会いますね」となってき…

漆の日

今日、11月13日は「漆の日」だそうです。その由来は、この日に文徳天皇の第一皇子、惟喬親王が、京都嵐山の法輪寺で漆器の製造法を本尊の虚空蔵菩薩から教えられたという伝説から来ています。 ところで英語で「japan」とは漆または漆器のこと。まさに漆は日…

和のある暮らしのカタチ展

「和」総合情報サイト[和楽多屋]では、伝統工芸品や和雑貨をご紹介しながら、“「和」を見直すこと”や“和のある暮らし”のご提案しているわけですが、今日、インターネットを見ていると、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「第二回 和のある暮らし…