和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

チューリップは開いているけど。

ニュースで伝わってくることやお客さまなど、いろんな人と話すことといえば景気の悪い話ばかりで気持ちが滅入ることが多くなっております。これもしたい、あれもしたい。したいことは山ほどあるのに先立つモノが無いので何もできないそんな話が多い。そんな…

味噌煮込みうどん

昨日当たりから、何だかいきなり寒くなったような気がしますね。 ちょっと寒くなってくると、食べ物も温かいものがほしくなってきます。煮込みうどんなんか、ふぅ〜ふぅ〜やりたくありませんか?その煮込みうどんのなかでも異彩を放っているのが名古屋名物「…

「石のオブジェ」どっしりと。

貴重な国産の石の作品「石のオブジェ」が間もなくどっしりと登場します。木や紙と同様、「石」は古くから日本文化と深くかかわっています。 縄文時代には石笛が神との対話に用いられ、さらに天岩戸神話や神社のご神体に岩や石であるところは多く、石は神秘的…

歌舞伎を支える竹工芸

昨日、東京都北区伝統工芸保存会会長の早船福太郎氏を訪ねました。早船氏とは、北区伝統工芸展で、一度『銀工房 こじま』小島様のご紹介でお会いしているので、二度目になります。訪問の目的は、以前、伊藤紘先生のビデオを撮影していただいたMLJ様のクラフ…

祝!読売巨人軍日本シリーズ出場へ!

初戦を落とした時には今年もか?の気持ちにさせられましたが、やはり1ゲーム(実質1.5ゲーム)のアドバンテージは大きかったようで、何とか今年はシリーズに出る事ができました。いやぁ勝ったからこそ言える事ですが良いゲームが多かった!シビレましたね。…

水を得たマーメイド、葉山に。

マーメイドといえばマーメイド号の海洋冒険家の堀江謙一さんを思い浮かべる方が多いはずですが今日は林多聞氏の作品「マーメイド」のことです。その作品はウイットとユーモアのなかに、ほのかなエロティシズムが混在する遊び心のあるイラストレーションで人…

平城遷都1300年祭

昨日、「籔内佐斗司」のページに新たに『小鹿坊』が掲載されましたので、少し「平城遷都1300年祭」について書きたいと思います。平城遷都1300年祭は、平成22年(2010年)の1月1日から12月31日まで、1年間通して行われるイベントで、主会場の平城京跡をはじめ…

小鹿坊(ころくぼう)登場!

藪内佐斗司氏の新作ブロンズ作品 「平城の童子」「せんと」につづく、平城遷都1300年祭公認アートワークの最新作「小鹿坊(ころくぼう)」の写真が届きました。 予告をしていましたがいよいよ本日午後3時頃には掲載予定です。藪内佐斗司氏の新作ブロンズ…

あかりの日

今日、10月21日は「あかりの日」ということです。 日本電気協会・日本電球工業会などが1981(昭和56)年に制定しました。1879年の10月21日、エジソンによって開発された実用的な白熱電球が40時間点灯した日が10月21日なんですね。人類にとって「あかり」は、ま…

石川遼、日本オープン2位!

最近、石川遼予選落ち、という見出しをよく駅の売店の新聞売り場で目にしていたので、地力を付けるまではしばらく時間がかかるのかな?と、思っていたのですが、まさかの日本オープン2位。 17歳で日本オープン2位は凄い!。やはり世界で戦える逸材である事を…

小暮紀一・林 裕子 ランプワーク展

蜻蛉玉(とんぼだま)制作の第一人者 林 裕子ご夫妻の2人展が開催されております。鮮やかな色彩で煌めく蜻蛉玉。和楽多屋では「蜻蛉玉の銀簪」でお世話になっております。ご主人の作品も大変素晴らしく、お二人の本物の良さを是非ご覧になってみてはいかが…

秋の長雨

秋の長雨といって、春の梅雨と並んで、実は秋も雨の季節です。今日は東京はいいお天気ですが、そういえば先日から、長雨というほどではありませんが、ときおり雨の日があったりしています。そもそもどうしてこの時期雨が多いかというと、日本付近に停滞する…

ここにも阿吽(あうん)、法華経寺。

近くまで用事がありJR下総中山駅から歩いて10分〜15分ほどのところにある法華経寺に立ち寄ってみました。まず山門にどんと構える大きく立派な仁王さんにびっくりさせられます。ここで、すごい阿吽(あうん)が見られます。仁王門をくぐって石畳を歩き…

七福神巡り

昨日は体育の日でした。体育の日と言えば昔は10月10日でしたね。この日は東京オリンピックの開会式の日であり、晴れの特異日でした。だから何十年間で数日しか雨の日がなかったのですが、今のようになってから、8年間で6回も雨が降っているということです…

大江戸すみだ職人展、100年後へのメッセージ。

墨田区は、古くから「ものづくり」のまちとして発展してきました。区内には、現在も、昔ながらの伝統の技を継承する多くの職人さんたちが活躍しています。区は、そのすばらしい技術・技能を広く紹介する場として、「すみだ匠(たくみ)の競演」と「伝統手工…

籔内佐斗司氏の作品をお手元に。

『和楽多屋』に籔内佐斗司氏の作品が新登場です。籔内佐斗司氏といえば奈良平城京遷都1300年祭の「せんとくん」のデザインでマスコミ的には有名になりましたが、実は彫刻家としてしっかりした実力と人気を誇る作家なんですね。マスコミ受けする派手な活動と…

不思議な魅力。甦ったシーサー。

待ちにまった宮城須美子氏(人間国宝金城次郎氏の長女)の特別で貴重なシーサーが復活しました。和楽多屋が特にお願いして制作された作品です。魔物を追い払うととされるその須美子氏作シーサーの表情は笑っているようにも見えます。容姿は気高く、力強く、…

鬼・千鳥・月のアクセサリー

先週末に『和楽多屋』の銀細工のページに、新アイテムとして和風アクセサリー3種を掲載しました。一つは「鬼ペンダント」。 この鬼、ずいぶんいかめしい顔をしていますが、どことなく愛嬌もあってユニークです。製作者にうかがうと、鬼瓦の鬼からデザインを…

消化試合と優勝争い

3位も中日に決定し、クライマックスシリーズに出場するチームが決定したセリーグ。 リーグ戦に残す興味は優勝争い1点に絞られた訳ですが、残り試合を一つ多く残し阪神が0.5ゲーム差で1位。直接対決があと1試合。 大詰めを迎えて巨人はいよいよ1敗の余地も許…

「鬼」と「鬼才」

和に関する情報、そして新商品の開発など自分たちにできることそれを見つけて発信する。このことは少しよこ道にそれたりはあるかもしれませんが基本的なところではブレずにいきたいと思います。今ほど本物の良さ、嘘のないモノづくりが望まれている時はあり…

サツマイモ

“栗よりうまい十三里”とか言って、秋は栗と共にサツマイモもおいしい季節ですね。どうしてサツマイモのことを十三里と言ったかというと、江戸時代、小石川に「十三里」という焼き芋屋さんができたそうなんです。つまり栗(九里)より(四里)うまいというシ…

弘法は筆を選ばず、ススキの穂。

[ 日曜日、市川市稲越町にものつくり工房、陶器の製造・販売をしているお店があり通りがかりにふらっと立ち寄り見学させていただきました。 一客つくろう会という陶芸教室もひらいています。 いろいろ見せてもらっているうちに、壁に貼ってある珍しい書を発…