和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

鬼・千鳥・月のアクセサリー

先週末に『和楽多屋』の銀細工のページに、新アイテムとして和風アクセサリー3種を掲載しました。

一つは「鬼ペンダント」。
この鬼、ずいぶんいかめしい顔をしていますが、どことなく愛嬌もあってユニークです。製作者にうかがうと、鬼瓦の鬼からデザインを起こしたのだとか。そういえば、鬼瓦の鬼ってみんなどこかデフォルメされていて、面白い物が多いですよね。

次の「千鳥ブローチ」。
この千鳥の模様、和柄の定番ともいえるもので、みなさんもよく目にしていると思います。実は一口に千鳥といってもいろんな種類があるらしく、それらの総称として千鳥と呼ばれているようです。
それにしても、なぜこんなに幅広に太っているのでしょう? 本物の千鳥はもっとスマートなのですが、千鳥といえば、このフォルム。でもかわいいですよね?

最後に「月ピンブローチ」
こちらは何やらモダンでロマンチックな感じです。月に雲がかかり、その月からは雫なのか、涙なのか、透明なジルコニアが付いています。
月の物語は西洋にもありますが、わざわざ月を観る風習があるのは日本だけだとか。起源は不老不死を願う行為からだそうですが、月の控えめでロマンチックなイメージが、日本人にぴったりはまったのではないでしょうか?


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和楽多屋スタッフ:MORI