和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東京ドーム前、ハナモモ鮮やかに咲く。

ハナモモと東京ドーム ハナモモ(バラ科)は、花を観賞するために改良されたモモだそうです。サクラの花の咲く時期に前後して開花の時期を迎えます。モモは古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。 後楽園駅からすぐのところに彩りも鮮やか…

葛飾北斎88歳のとき。

「弘法大師修法図」(こうぼうだいししゅうほうず) 晩年における最大級の肉筆画「弘法大師修法図」西新井大師所蔵。畳三畳分もある最大級の肉筆画です。 漆黒の闇を背景に、左には筋肉猛々しい赤鬼、右にはキノコに覆われた古木、その木に絡みつく犬が唸り…

北斎、「おーい(応為)お茶」

天才浮世絵師、北斎を蔭で支え晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「阿栄(おえい)」雅号は応為(おうい)といい、日頃「おーい」「おーい」と呼んでいたことから生まれたともいわれるウソのような話。父親譲りの腕を持ち、性格は男のようにさっぱり…

ゴッホ兄弟、言葉。そして夜のカフェテラス。

夜のカフェテラス 兄ゴッホが1890年(37歳)ピストル自殺したとされていますが、兄より4つ年下テオもその半年後に33歳で死んでいます。死因は病死で、元々虚弱な体質とぜんそくを患っていたことに加え、兄の死が精神に大きな影響を及ぼしたと言われています…

やせ細った枝に、しっかり。

桜 東京の桜の開花はかなり早まるようですね。前のブログで牛天神の梅を載せましたが今度は桜です。この桜タバコ屋のおじさんは河津桜だというけど確かにまだ早いし、ソメイヨシノではなさそう。 座ってばかりではと、休憩にいつも裏に出て背伸びしたり手足…