和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

石の地蔵に合掌。

前回の石のオブジェにつづき石をとりあげました。先日、ブログで遠刈田こけし木の「六地蔵」を紹介しましたが今日は石の「地蔵」です。思わず頭をなでたくなる愛らしいお地蔵さま。もの言わぬ石しかし、その石も土屋誠一氏の手で彫刻が施されると、たちまち…

石は古来、日本人の魂であった。

木や紙と同様、「石」は古くから日本文化と深くかかわっています。 縄文時代には石笛が神との対話に用いられ、さらに天岩戸神話や神社のご神体に岩や石であるところは多く、石は神秘的な存在として日本文化と関わってきました。石には、無意識のうちに日本人…

江戸の「しゃれ」を伝えるユニークな柄

「鳳凰」「唐獅子牡丹」「鯉」「龍」の若い方にも人気の4種を厳選掲載しました。江戸時代から伝わる「そそぎぞめ」の手作業で一本一本丹念に染め上げられた手ぬぐい。たかが布きれ、されど布きれ。 日本の記念品として外国の方にも喜ばれます。 「手ぬぐい」…

槐(えんじゅ)の木で縁を授かる。

槐(えんじゅ)の木は延寿(多い。長生き)縁授(縁を授かる)などの漢字をつかって表すこともあり、大変縁起の良い木で、魔よけの木、幸せの木として親しまれています。祠(ほこら)槐(えんじゅ)の木に入った可愛い六地蔵こけし。なんか六倍のご利益があ…

緊褌一番(きんこんいちばん)相撲危うし。

型染版画「横綱」「春場所中止」今日の四字熟語。緊褌一番(きんこんいちばん)気持ちを大いに引き締め、気合いを入れて、ものごとに取り組むこと。「緊褌」は、ふんどしをきつく締めること、だそうです。 相撲は「神事」、相撲危うし。起死回生の策は「緊褌…

大守護神、川島。節分は「鬼は内」がいい。

韓国、オーストラリア戦での気迫みなぎる「鬼」の形相で好セーブは凄いの一言。福は内、鬼は外か内か?日本各地には「福は内、鬼は内」するところも多くあるそうです。 鬼」の起源は、「倭名類聚鈔」にある「隠(おぬ)」が訛ったものとされています。つまり、…