和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2011-01-01から1年間の記事一覧

笑門来福 招福翁

今年も残すところ僅かとなりました。今年の漢字に「絆」が選ばれ、その大切さが多くの方の心にとどきました。すべての日本人は2011年3月11日この日を決して忘れることはないでしょう。被災地にあってはこれから寒さも厳しくなるなか、難題も山積ですが、新し…

街で見かけた「和」柳橋「簪」

JR浅草橋は仕入れ先も多く、よく利用する駅です。駅から歩いて5分ほどのところに「柳橋」があります。かって、吉原へ船で向う客がまず立ち寄る場所、取り締まりのきびしくなった深川の芸者が柳橋の芸者となって発展し栄えたところです。柳橋芸者はあっさりし…

福むかえる。東京手描友禅(染め額)

染め額「福むかえる」(6ひきのかえる=むかえる) 日本の伝統工芸品の素晴らしさは今さらいうまでもありませんが、さらに多様化する今の時代にあっても、その伝統が生かされたデザイン性に優れた作品が必ず生まれてきております。そしてそれらは技と心を伝え…

せんと君。官服姿でご出勤?

童子にシカの角が生えた姿が人気を集める「せんとくん」が、2012年から奈良時代の官服姿で新たにデビューすると発表しました。 12年が「古事記」の編さんから1300年になるのを記念して県が実施する「記紀・万葉プロジェクト」のスタートにともなう…

人気カレンダーのおすすめ。

和楽多屋「特選カレンダー」まだ間に合います。 ●竹久夢二カレンダー] 夢二の魅力大正ロマンが漂う美しいカレンダー。使用後はハガキとしても使えます。 ●日めくり「四字熟語カレンダー」 懐かしい日めくりでその日の気持ちもあらた。名言、花言葉、その日の…

「自費出版原稿募集」記念の本づくり

自費出版をお考えのあなた、原稿募集しているサイトをお探しのあなた… 当サイトでは、ご要望に応じたさまざまなカタチの自費出版をご用意しています。 これまで生きてきた足跡を自分史に、楽しかった思い出を写真集に、ご自分の作品を立派な書籍に… 人生の「…

次世代を耕す会へ、ようこそ

当方の「記念本づくり」などで、お世話になっております川崎しげるさんからメールをいただきました。ここにその内容を皆様にもぜひ、知っていただければとメールをそのまま紹介させていただきました。今後の活躍を大いに期待しております。いよいよ年の瀬で…

「いま、つくりたいもの箱に込めて」

「和楽多屋」でお世話になっている職人さんから案内状が届きました。ものづくり集団 nido sando 初 グループ展です。さまざまな事があった、2011年。 今なにを表現したいのか?伝えたいのか?彫刻家・イラストレーター・あみぐるみ・伝統折り紙・ジュエリー…

“日本らしさ”が際立つ「江戸木目込み人形」

外国の方のお土産にも江戸木目込人形は人気です。それはやはり日本独特の着物や人気の歌舞伎のシーンがエキゾチックに感じるからでしょう。木目込人形は、衣裳を一枚一枚、木目込んで作るので、布の鮮やかさが引き立ちます。つまりより“日本らしさ”が際立つ…

「心」やすらぐ空間づくり

今、TVでは東京を中心に各地のイルミネーションの見どころが紹介されてます。それぞれ、どれも美しく見事で、出かけてみたくなります。 しかし、家にあっては少しでもくつろぎの時間をもちたいものですよね。日本の伝統的和紙である美濃和紙などを使用した「…

茶筒、のり缶がいまヨーロッパで人気。

外国からの、ある学会の参加者60名の方に「日本の記念品」を贈呈したいのだが当方のサイトに現在掲載してる他に何かいいものがあれば提案して欲しい旨の依頼がありました。そこで先日TVでもとりあげられていた「日本の技と伝統」美しいものづくりで「茶筒」…

日々「心」あらた。感謝!感謝!

日めくりだから、一日のスタートが気持ちまで新たになります。偉人の名言など、いろいろ学べて便利です。一枚めくって、気持ちスッキリ。 今日の四字熟語は「質実剛健」です。名言・名句は「理想はわれわれ自身のうちにある」カーライル。今日は勤労感謝の日…

「温故知新」竹久夢二と中原淳一

なぜ大正、昭和という時代が懐かしく、心に安らぎを感じるのでしょうか。あまりにも強烈なできごとが続き、日本人は心の大切さや復活を自分たち自身の中に求めているからかもしれません。「温故知新」大正、昭和を代表する竹久夢二と中原淳一の展覧会が同時…

籔内佐斗司彫刻展〜和顔のちから〜

籔内ファンなら気になる氏の作品の実物をみることができます。渋谷駅からスグです。 籔内佐斗司彫刻展〜和顔のちから〜 2011、11/25(金)〜12/11(日) セルリアンタワー東急ホテル1F GALERIE AZUR ぎゃるりあじゅーる tel03-6427-0029 和楽多屋でも、藪内…

直伝 和の極意 藪内佐斗司

空前の仏像ブームだそうです。人はなぜ、仏像に魅せられるのでしょうか? NHK Eテレ直伝 和の極意で私たちを仏像のふしぎな世界へ誘ってくれるのは、仏像修復の達人・せんと君の生みの親でもある籔内佐斗司さん。聞き手は篠原ともえさん。第3回は11月15日(…

花と光のイベント&イルミネーション

花と光のイベント&イルミネーション TOKYO DOME CITY WINTER FESTIVAL 2011.11/10〜2012.2/14(10:00〜23:00) 今日の東京はまるで冬のように寒い。しかし昨日から始まったイルミネーションの美しさに、きっと寒さを忘れることでしょう。 http://www.tokyo-do…

僧の言葉「心」「生」

今日11月8日は「立冬」です。3.11から8ヶ月が過ぎようとする今、懸命に生きる東北の被災地の方々にこれから寒い日がやってきます。 やはりこの言葉をおくりたいと思います。型染版画伊藤紘「僧の言葉」より そして希望 日本は一つ、がんばろうニッポンhttp:/…

Katsushika industrial fair 職人さんに親しむ。

わたし生まれも育ちもフーテンの寅さんと同じ葛飾。我がふるさとの紹介でもあります。 すでにブログでも書きましたが伝統工芸に携わる地域の職人さんのことをもっと知りたいということで、MUST LOVE JAPANさんと一緒に葛飾区産業フェアに行ってきました。職…

宝船と七福神で縁起先取り。そして回文。

前のブログで野菜で創った宝船の写真を掲載しましたが、ついでに縁起のよい回文をひとつ。以前紹介しましたが良い文章だから今一度です。 「永き世の遠の眠りのみな目ざめ波乗り船の音のよきかな」 この歌は宝船の絵によく書かれる回文です。つまり始めから…

凄い「野菜宝船」七福神を乗せたい

農業・伝統産業展のこと10/21のブログで紹介し、野菜で創られた大きな宝船のこと書きました。しかし、その作品の大きさや素晴らしさ、面白さは話をしても伝わりません。人が乗れるほどの大きさで七福神を乗せたいくらい。百聞は一見に…実物とまではいきませ…

いざ、書くとなると難しい「記念品目録」

個人のお祝いのカタチもいろいろ。会社での転勤、退職などもいろいろ。記念品など何を選ぶかには頭を悩ませることでしょう。が、さて贈るものは決まったけど、記念品の目録を書きたい。それは無いよりはあったほうがいいに決まっています。「記念品目録の書…

「葛力(かつりょく)熱い思いを未来へ」

第27回葛飾区産業フェア。テーマは「葛力(かつりょく)熱い思いを未来へ」農業・伝統産業展が10月21日〜23日まで「テクノプラザかつしか」で行われている。野菜達で創られた大きな宝船、子供達で賑わっていた「こち亀」の会場。更には伝統工芸の展示室…

不思議な空間を体験。AMUSE MUSEUM

不思議な空間。布文化と浮世絵の美術館。 まず場所はここ(写真)浅草寺すぐです。この美術館は、まだ新しいこともあり意外と知られておりません。写真の後方に美術館が写っています。分かりやすい写真が撮れたので掲載しました。 昨日から始まった伊藤紘版…

今日から伊藤紘版画展「日本のかたち

今日から始まる伊藤紘版画展「日本のかたち」これから行ってきます。 浅草寺のすぐそば、アミューズ ミュージアムは、世界に誇る日本の文化、「和」そして、「美」と「技術」を、世界中から多くの観光客が集まる浅草の地で、アクティブに紹介するライブ・ミ…

「和」総合情報サイトに 変化

和楽多屋は、「和」を基本にほぼ三つの視点で構成されています。それは(1)伝統工芸・記念品(2)日本の記念品(3)「和」情報サイトです。 上記キーワードで見ていただいている検索数の順番はこの通りです。Yahoo!およびgooglともそれぞれおかげさまですぐ…

ユニークな「通信こけし」

かわいい笑顔のアイデアこけし。手紙を書いて、笑顔の輪広げましょう。ひとそれぞれの一言メッセージ。 贈られて喜ばれる嬉しいプレゼント。 お友達同士や、身近の方々に「希望」など励ましのメッセージを添えて送られたら喜ばれること間違いなしです。機械…

和紙照明で新しい発見?

人類が火を発見したのは、約50万年前ということらしいのですが、そのときに食物を焼いたり煮たりする熱エネルギーとともに、照明の始まりである光エネルギーを手に入れたことになります。 間接照明や半間接照明のように少し影のできる当て方だと、物のすべて…

チャリティー写真展を開催します

いつも大変お世話になっておりますカメラマンの長谷川さんからメールをいただきましたのでおしらせします。 以下。長谷川さんのメール内容そのまま このたび、チャリティー写真展を開催することになりましたので、ご案内させていただきます。 写真展と申しま…

風林火山

風林火山(丸岡蒼雲書)軍勢を動かす場合、敵の動きや情勢の変化などに応じて、風のように迅速に行動したり、林のように静かに待機したり、火のような勢いで攻撃したり、動くべきでないときには、どっしりと山のように構えること。「孫子」に基づく用語で、…

竹久夢二 絵手紙とメッセージ 展

今、なぜ大正ロマンなのだろうか。時代とともに価値観にも変化があるでしょうがロマンや夢を抱き続けることも、今大切なことだからかもしれませんね。 〜伝えたい思い・・・芸術家として、恋人として、一個人として〜 大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二(1884…