和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2011-01-01から1年間の記事一覧

一日一枚。日々「心」あらた。

ポイントこんなに盛りだくさん。いろいろ学べて便利。2012 年度版 四字熟語+α。 さてさて、今日はどんな日 ちなみに9月19日は 大安 「敬老の日」「トークの日」他 ○「名言・名句」子どもにはすべての最も大きな可能性がある(トルストイ) ○四字熟語「空中楼…

第7回「柴又宵まつり」楽しそう。美味しそう。

和楽多屋では日本を海外に紹介するサイト「MUST LOVE JAPAN」さんの協力で「寅さんまつり」を動画でとお知らせしましたが、引き続き行われる第7回「柴又宵まつり」またまた、これは楽しそう。美味しそう。物事ついでということもあります。ということでこれ…

伊藤紘版画展 日本のかたち

アミューズ ミュージアムは、世界に誇る日本の文化、「和」そして、「美」と「技術」を、世界中から多くの観光客が集まる浅草の地で、アクティブに紹介するライブ・ミュージアムです。 日本人だからこそ生み出せたグラフィック、プロダクト・デザイン、テキ…

世界にひとつ。「書」と「表装」の調和。

あなたの作品を、肉質の書と表装で最高のアート作品に仕上げます。「書家」で「表具師」である丸岡蒼雲先生だからできる斬新で気品と表現力ある作品はまさに、伝統とモダンの融合。 和楽多屋では掛け軸のほか、額装、俳句などご自分の自慢の作品などを丸岡先…

読まれています。「和」の美・知恵

「和」の神髄を探る…1 詫び寂び、そして粋 日本人の美意識の変化 ■見すぼらしく古いものが美しい? 日本の美意識といって最初に思い浮かぶのが「侘び寂び」ですよね。実は二つは別の意味なのですが、ひとつにして言われることが多いようです。 「侘び(わび…

「現実は不発だ!」「書」そして「希望」

暑中見舞に「芸術は爆発だ!by岡本太郎」…「現実は不発だ!byイトー」とイラストレーター氏からのはがきに、思わず笑ってしまった。3・11以後、日々目まぐるしく変化する状況のなか「和楽多屋」のスタッフも何とかやっておりますが、仕事の忙しさはというと…

一日一枚。四字熟語 +α。

8月23日は「処暑」二十四節気の一つ。立秋ののち 15 日で、8 月 22、23 日ごろにあたり。 暑さがやむ、の意味で朝夕の冷気が加わり涼風が感じられる頃。まさしく暦通りで不思議な気がします。 ポイントこんなに盛りだくさん。 一日一枚。日々「心」あらた。2…

「それをいっちゃーおしめいよ!」

これは私の大好きな、いわずと知れた寅さんの名セリフ。私は自己紹介をするとき時、生まれも育ちも葛飾柴又といってしまうことがある。葛飾で生まれ帝釈天は子供のころからの遊び場で、いまでも時々写真撮影にもいっている。何といっても日本人なら誰もが知…

あなたの「記念」を永遠のカタチに…

■記念品の和楽多屋が贈る「記念本」。 自費出版をお考えのあなた、原稿募集しているサイトをお探しのあなた… 当サイトでは、ご要望に応じたさまざまなカタチの自費出版をご用意しています。これまで生きてきた足跡を自分史に、楽しかった思い出を写真集に、…

「和紙の日」8月4日

今日、8月4日は語呂合わせで「和紙の日」ということ。和紙は心を和ましてくれます。 あなたのお部屋に自然の安らぎはいかがでしょうか。 Nature Leaves Artこちらからhttp://www.warakutaya.com/washiinterior.html 使用されている和紙についても解説してま…

日々「心」あらた。四字熟語+アルファー。

四字熟語+アルファー。今日は何の日? 今日という日がわかります。日めくりだから、一日のスタートが気持ちまで新たになります。偉人の名言など、いろいろ学べて便利です。一枚めくって、気持ちスッキリ。 今日の四字熟語は「千思万考」です。しばらくの間、…

カッコつけず、あるがままに。

「放下着」(ほうげじゃく)これは禅からきた言葉のようです。悟りとまでは無理としても、この言葉が最近とくにすばらしく思えてます。カッコをつけず、全てを脱ぎ捨て、あるがままに生きるということと解釈すれば、気持ちが少し楽になります。下記URLから、…

余韻を楽しむ!「なでしこ」

歴史的世界制覇の熱気の残る中、MVP、得点女王に輝いたMF沢穂希主将やなでしこジャパンに対し、政府・民主党内で国民栄誉賞の授与を検討していることが分かった。国民栄誉賞は個人を対象としており、チームでの受賞となれば史上初となる。(スポニチアネ…

暑さ対策は髑髏(ドクロ)の手ぬぐい

手ぬぐいは本当にシンプルな布きれと言ってしまえばそれまでですが、実に奥深い。庶民の間に広まったのは江戸時代ですが、使い込むほどに味が出るということ。線維がよれて柔らかくなり手に馴染み、染めもいい具合に淡くなり、愛着がわきます。日本の工芸品…

僧の言葉「生」「我」「己」

僧の言葉(伊藤紘「型染版画」より 今日で震災から4ヶ月。被災地の方々、復興に携わる方々。力になればのおもいで掲載させていただきました。 http://www.warakutaya.com/katazomehanga.html

「和の環」スタート。

「和の環」(ポッドキャスト)は和楽多屋のスタッフのことや、職人さんを含めた和楽多屋に集う人たち、その思い語りをお届けできればと考え、スタートしました。お伝えしきれない部分は多々ありますが、 音声を使い、作家の想い、販売手の想い。生の声をお伝…

今こそ大切にしたい「ことば」

いま、被災地に対して「力を一つにしてがんばるとき」です。今さらではありますが「天はひとの上に人を造らず人の下に人を造らず」で、上から目線での発言は解決を難しくさせ問題です。 ここに、今こそ大切にしたい「ことば」2種類のかるたを紹介いたします…

せんと君、大活躍。

写真は「唐招提寺スマートガイド」をアピールする同寺の久保執事とせんと君、奈良(写真:産經新聞)6/28。 さらに東北へ行こう、がんばろう東北などの駅貼りポスターで他のキャラクターらとともに大活躍のせんと君、大忙しです。 このせんと君の産みの親は…

「書」美を進化させ、現代に生かし楽しむ

1ヶ月ほど前にお知らせしました書道家で表具師でもある丸岡蒼雲先生の表具、掛け軸など日本の伝統的ものづくりの動画が完成しました。 「書道」との関わりのなか現代に通じる新しい世界を追求する先生の動画を外国の方向けに日本の観光地や伝統文化を紹介す…

夢二の「扇子」「うちわ」で「涼」新商品

「夏期限定品」です。お申し込みはお早めに!TV美の巨人たち「美女シリーズ」で夢二の「黒船屋」が紹介されるなど夢二人気は高まるばかりです。さて夢二ファンには見逃せない新商品「扇子」と「うちわ」が和楽多屋で掲載、新発売いたします。 今年の夏はこれ…

海外の個性に日本の伝統「和紙」が調和

和と洋の調和。モンステラ(怪物)の造形美。 もともと日本の家屋は“木と紙”でできている、と言われ、和紙はインテリアにも大いに活用されてきました。 葉に穴が開いたり、深い切れ込みがあったり、非常にユニークで面白い形で観葉植物として人気のモンステ…

型染版画とは?

極めて大まかながら、型染の歴史をたどってみよう。 型の材質は古くは木が使われたようで、奈良時代、正倉院の御物に摺絵や臈纈(ろうけつ)、夾纈(きょうけつ)の意匠が伝えられていて、宝物展や書籍などで眼にされた方もあるだろう。 木型の最古のものは…

裏打ち・裏付け

裏打ちとは掛け軸、額装、屏風などなどの作業で、作品の表装をする前に和紙や布をあて、しなやかにし、保存したり、補強することをいいます。 事実や証拠によって物事が確実になる、信用できることを◯◯に裏打ちされるといいます。何気なく使っている裏打ち・…

道、それは「真理」へとつながっている…

先日,武道の最高位である剣道の「範士」井上義彦氏が相撲協会の問題を一刀両断、白鵬神妙という報道がありました。たまたま和楽多屋で書道家丸岡蒼雲先生の書のことをブログに掲載したこともあり書道を含めた「道」について「和」の美・知恵に掲載しました。…

「おもてなし」は日本の美意識。

前のブログに関連することでもありますので「おもてなし」について「和」情報サイト特集に掲載の記事を紹介させていただきます。 ■「おもてなし」は、日本の美意識 日本語には、なかなか他の言語には訳しにくい、微妙なニュアンスの言葉があります。 エコ時…

必要な情報を伝える。出会いを大切に

観光客の誘致は危機的ともいえる状況下にあります。そんななか本当に情報を求める外国の方々に必要な情報を伝えることが大切なことは言うまでもありません。 MUST LOVE JAAPNさんは日本を紹介するサイトとして現在もっとも有効な情報伝達手段でもある世界最…

日本人は光(照明)も自然と共にあろうとする。

■光はやわらかく家の中に導かれる 日本の照明については、まずその家屋の特徴について語らなければならないでしょう。日本人は、光をどのように家の中に取り入れてきたか… 日本の家屋は、ご存知の通り、高温多湿の気候を反映して、風通しのいい夏向きの構造…

実は日本は積極的な国民性をもっている。

「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや」 これは『隋書』東夷伝に記されている、倭王(聖徳太子など諸説あるようです)が隋の皇帝煬帝に送った手紙です。これを見て、煬帝は無礼千万と大いに怒ったといいます。 それにしても、なんと大…

竹久夢二 花をえがく、花をうたう 展

竹久夢二・画「梅枝」(大正期) 竹久夢二・画「月見草」(明治42年) 「夢二は日本画やスケッチで写実的に描き残した花をはじめ、花をモチーフにして展開したデザインも多く、さらに〈夢二式美人画〉においても、女性の姿を引き立て、また内面を映すために…

仏の母、娘が「書道」に挑戦。

日本を紹介しているMUST LOVE JAPANさんから相談があり、日本の文化を学びたいフランスのお母さんとその娘さん(マリエさんとヘロイズさん)が書道を体験できないかという。今、日本を訪れていただけるのは大変ありがたいことです。是非実現したいとの思いで…