和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

コミュニケーションの積み重ねが大切

今日、12月4日は、「E.T.の日」ということです。昭和57年に上映された映画『E.T.』が日本で公開されたのを記念して定められたということ。宇宙人と地球の子供たちの友情を描いた映画ですが、もう24年も経つんですね。

それにしても見ようによっては不気味な姿の宇宙人が地球の子供と心の交流を深めていくストーリーは、シンプルだけど、感動的でした。あの自転車が空を飛ぶシーンや、指先と指先をふれあうシーンは今も印象に残っています。

生活環境も言葉も文化も違う“他人”と心を通い合わせるときに、一番必要なのは、やっぱりコミュニケーションなのでしょう。宇宙人と言わないまでも、外国の方、あるいは家族同士だって、コミュニケーションは大切です。むしろ身近にいる人ほど、普段意識しないだけに、コミュニケーションをおろそかにしていると、かえって理解できない相手になってしまっているかもしれません。最近、問題になっているいじめや虐待の問題も、原因のひとつはそういうところにあるのでは?

一言にコミュニケーションと言いますが、それはただ話し合うだけのことではなくて、大切なのは相手を思いやる心だと思います。話し合うためには言葉が必要ですが、言語が違う場合(たとえ、同じ日本語でも、環境や年代によってそのニュアンスは違うものです)、相手が何を考えているか思いやることが、言葉を補う大きな力となるのだと思います。

「あのときおまえはこう言ったじゃないか!」
なんてめくじらを立てる前に、相手が言ったその言葉の裏にある「心」を察してあげるべきでしょう。

そのためには、やはり日頃からのコミュニケーションの積み重ねが大切になりますよね。手前味噌で申し訳ないですが、「和楽多屋」の『孫徳かるた』は、そんなコミュニケーションの積み重ねに、非常に役に立つと思いますよ(^^ かるた一枚一枚に書かれた、心にしみる言葉を、親子で、おじいちゃんおばあちゃんと孫で、遊びながらコミュニケーションを重ねていく…。そんな暖かいシーンを思い浮かべながら、このかるたを皆様にお勧めしています。

 ⇒ http://www.warakutaya.com/karuta.html

スタッフ:MORI