和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

鬼が笑わない話

warakutaya2006-11-20


11月も下旬。あれ、もう今年もあと1ヵ月とちょっとなんですね(^^;

来年の話をすると鬼が笑うといいますが、今日のお題は「干支(えと)」。(「来年の話をすると鬼が笑う」の意味は、まだ分からないことを話しても意味がないということらしいですが、干支ならもう分かっていることですから、鬼に笑われないですよね!)

干支とは本来十干と十二支を組み合わせたもの。「あなたの干支は何ですか?」と聞かれると普通、「子(ね)」とか「丑(うし)」とか答えますが、これは十二支のほうだけで、正確に答えるなら、「甲子(きのえね)」とか「乙丑(きのとうし)」とは言わなければいけないわけです。(ちなみに十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸です)

十干と十二支の組合せは60通り。つまり干支は60年で一回り。60歳が「還暦」と言われるのは、干支が元に戻るからなんですね。

ちなみに来年は「丁亥(ひのとい)」。亥は日本ではイノシシですが、ご本家の中国ではブタのことらしいです。まあ、ブタ年よりもイノシシ年の方が、日本では聞こえがいいと思いますが…。
亥年生まれの人は、竹を割ったような性格で、うそをつくことが苦手な人が多いとか。これが“ブタ年”だと、グルメで何でもよく食べる人ということになるんでしょうか?(^^;

亥年のお守りにもなる江戸木目込み人形をご紹介しています(^^
 ⇒ http://www.warakutaya.com/kimekomi.html#eto

スタッフ:MORI