北斎自身の魂の自画像?
来年の干支は寅ですが、北斎は肉筆画「雪中虎図」を残しています。その作品の右下に、嘉永二己酉寅の月 画狂老人卍老人筆 齢九十歳と署名があります。 それにしても「嘉永二年寅の月」とは1849年3月で、数え90歳(満年齢88歳)です。亡くなったのが1849年5月10日ですから、本当に亡くなる直前です。これが最後の肉筆画だったのかも知れません。
雪のなか、空に向かって泳いでるようにも、飛んでいるようにも見える虎の図ですが、確かに懸命に生きようとする北斎自身の魂の自画像にも思えてしまい、その気迫に圧倒されます。
北斎が大好き!こんな生き方を大いに学び、来る年(寅年)を明るい年としたいたいものです。
◎年末・年始は12月29日(水)~1月4日(火)まで休業とさせていただきます。
奇想天外、視覚の魔術師。
やっぱり北斎が好き!
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白く光る栄光 鈍く光る重厚
銀の魅力
■金より人々に愛された銀
オリンピックのメダルは、金・銀・銅の順。銀は2番目です。金は確かに銀よりも価格も高く、華やかです。しかし、実は歴史上、金より銀が愛されていた事実があるのをご存知ですか?
オリンピックのメダルが現在のように金銀銅に正式に決まったのは、1907年に国際オリンピック委員会総会で五輪憲章で定められてからで、第1回近代オリンピックでは優勝者に銀メダル、準優勝者に銅メダルが贈られたといいます。それに現在の金メダルも銀製のメダルに金のメッキを施したものだといいますから、銀という素材は、ずいぶんメダルに貢献しているといえそうですね。
全文を読む「和情報サイト(特集4)
「木目込み人形」について
「連獅子」決まっていますよね。外国の方のお土産に木目込人形が人気です。
それは日本独特の着物や歌舞伎をエキゾチックに感じることと、木目込人形は衣裳を一枚一枚、木目込んで作るので、布の鮮やかさが引き立つ、つまりより“日本らしさ”が際立っているからでしょう。
下記は「和情報あれこれ」特集から抜粋したものです。
■人形には魂が宿り、木目込人形には日本の“ソウル”が宿る。●人と人形のただならぬ関係!?
人類が文化というものを持ち始めた当初から、人形は作成されてきました。人の形に似せた“物体”。それは愛玩の対象であり、祭礼などに用いられる信仰の対象であり、そして身代わりとして人間の代わりを務めてくれるところから、道具でありながら、それ以上の何ものかを持ち合わせているような気がします。人形には魂が宿る。そう思われても不思議ではありません。現に髪の毛が伸び続けたり、目から涙を流す人形の話などが、伝わったりしますよね。何だかちょっと不気味な話になってしまいました。
全文を読む「和情報サイト(特集3)
コロナ禍、外国人旅行者がほとんどいないのが残念でなりません。
●中村吉右衛門さんのご冥福をお祈りします。
北斎のその生き方に学ぶーその2。
北斎(1760〜1849)は数え90歳で没しますが、72歳<富嶽三十六景>の刊行が始まり、75歳で<富嶽百景>を刊行。この中にある跋文(あとがき)には、「80歳にしてはますます進み、90歳にしてなおその奥意を極め、百歳にして正に神妙ならんか、百有十歳にしては、一点一格にして生けるが如くならん」と述べています。先に紹介した辞世の句もカッコイイし、凄いの一語で大いに学ばねばの思いです。
和楽多屋では記念品を通し北斎を紹介することが北斎を知るきっかけになればと考えております。
ここに誰もが認める作品、富嶽三十六景「凱風快晴(赤富士)」「山下白雨」「神奈川沖浪裏」に海外で人気の高い「甲州石班沢」(こうしゅうかじかざわ)を加えた『手摺木版画』を紹介いたします。(江戸木版画、高橋工房さんご協力)
◉大谷選手、国民栄誉賞を辞退。これまた、かっこいい。
大谷選手おめでとう。そしてありがとう。
“満票”で最高栄誉のMVP獲得です。心からの「おめでとう」と、シーズン中毎日、楽しませてもらい、ブログにも度々、掲載もさせてもらったこと、本当に「ありがとう」を言いたいです。
マドン監督が今年の最終戦が終わって、締めくくった言葉が印象的で忘れられません。
今年のショーヘイと同じよなことが出来る選手がいるとしたらショーヘイしかいないだろう。
気が早いですが、今から来季を楽しみにしています。
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