和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「雨ニモ負ケズ」これからも。


3.11東北大震災、そして福島の原発事故。2年経過しましたが復興はまだまだこれからです。決して忘れることはできないし風化させてはいけません。宮沢賢治の言葉をかりて「雨ニモ負ケズ」の気持ちを再び、おくります。郷土岩手の地を深く愛した宮沢賢治。1931年手帳に書きとめられた遺作「雨ニモ負ケズ宮沢賢治は1896年(明治29年)の生まれ、その2ヶ月まえに「三陸地震津波」誕生から5日後に「奥羽地震」が発生しています。

さらに、安心・安全、そして風評被害もいまだ深刻です。魚や、野菜たちに罪はありませんし、関係する方々にとっても一刻も早い復活を祈るばかりです。
型染版画」の伊藤紘さんは、日本人の「心その復活に迫る」日本のかたちを独創の型染めで表現しております。版画と言うと一般的に木版画が主流のようですが、このように日本の伝統的手法での型染が見直される機会が増えてほしいものです。