和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

天才、北斎に元気をもらう。

つい先日、高齢者の総人口に占める65歳以上の割合が、約4人に1人、さらに75歳以上は、8人に1人となったということがTV、新聞などにも出ておりました。少子、高齢化が騒がれる時ではありますが、何故かとくに驚きもしませんでした。
そんななか、天才にして奇人とも言われる北斎(1760〜1849)のことを思いました。90近くまで生き、死に際に「せめてもう10年、いや、あと5年でもいい、生きることができたら、わたしは本当の絵を描くことができるのだが」と嘆いたという北斎です。
手がけた分野もケタ外れ、その生き方はカッコいい。無理やり北斎を我が身にあてはめてみた時、たかが65、75歳ではないかと思うのと同時に80、90、100歳までもまだまだいろいろやれそうな気にもなりました。

 
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