和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

亀の子たわし

見よ!このシンプルなフォルム


和のアイテムというと、何か重苦しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もっと気軽なものもたくさんあります。だって、ほんの何十年か前は普通の生活で使っていたものも多いのですから。

たとえば「亀の子たわし」。最近はほとんどの方が洗い物にはスポンジを使っていらっしゃいますが、これなかなかいいんですね。実は私は今も重宝しています。

特に茶碗にこびりついた米粒とか、お鍋のこげつきを洗うときとか、このシュロやヤシでできた強力なたわしが威力を発揮するんですね。それに水切れもいいでしょ? いつまでも水を含んだスポンジよりも清潔な感じがするのですが・・・。

それに名前がいいじゃないですか。亀の子・・。形が亀に似ているからだと思いますが、亀は万年、縁起がいい名前ですよね(これはこじつけっぽいかも(^^;)

でも、たわしはエコグッズとして見直されているのは本当だそうですよ。そういえば、多少の油汚れなら、お湯とたわしできれいになります(体験済み)。洗剤を使わないので、川や海を汚さないってわけですよね。

亀の子たわしは誕生しておよそ百年ですが、まだまだ引退するには早過ぎきると思いますよ(^^

スタッフ:MORI