和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「能」を鑑賞する。 DNA 鑑定結果日本人

何日か前に友人から電話があった。彼の誕生日は7月24日でこの日は国立能楽堂で松山隆雄さんの演能会を奥さんと行くのを楽しみにしていたようだ。ところが奥さんの都合で行かれなくなった。招待された正面の大変いい席で、夕方の6時開演なので、よかったら行かないかとのこと。当然「よろこんで」とばかり出かけました。

演題は「放下僧」という親のあだ討ちをするものがたり、能は仮面劇とばかり思っていましたがこれは面をつけずに演じるものでした。
「能」と聞いただけで難しいイメージを持っていたが、はじめて鑑賞する初心者もいいところの私ですが笛、小鼓、大鼓、地謡、舞、その場の臨場感、味わったことのない音色、気持ちがどんどん昂ってきました。

その感動に、やはり自分には日本人の遺伝子が受け継がれていると改めて感じました。
これからも機会があればぜひ観にいきたいとおもいます。

友人の誕生日でありながら、まるでこの日は私が誕生日のプレゼントもらったような素晴らしい一日でした。

和楽多屋スタッフ:SEN