高校野球とドラフト会議

夏の全国高校野球が始まりました。
今期ドラフト最大の目玉選手と言われた大阪桐蔭の中田翔がまさかの敗北を喫し甲子園出場を果たせない中、一気に評価を上げたのが仙台育英の佐藤由投手です。
強豪智弁和歌山相手に17奪三振。9回になっても150kmを計測する速球は圧巻でした。
今期のドラフトで複数の球団が入札するに違いありません。
そこで気になるのが今期のドラフト制度です。
まず一巡目は入札抽選制なのですが、難しいのが一巡目の入札を回避した場合二巡目の抽選権をもらえる事でしょう。
要するにかなりの重複が予想される場合には、あえてそれを回避して一巡目に残った優秀な選手を二巡目で一本釣りした方がお得という考え方もできるわけですね。
三巡目からは今期成績の下位チームからの逆ウェバー方式なので、上位チームとしては一巡目入札でリスクを取るのはかなり難しい選択となります。
そういうわけで今期ドラフトは久しぶりにスリリングな抽選になりそうですね。

スタッフ:S.K