和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

ストレス社会における必須アイテム?

一時“癒し系アイドル”というものが流行り、本上まなみ井川遥、優香などが注目されたときがありました。それ以前のアイドルといえば、もっと個性が強くて、いわゆるアイドルとしてのオーラを強烈に感じられる人が注目されていたはずですが、どことなくおっとりとしたほんわかムードの彼女たちが支持されたのは、やはり癒しブームがあったからでしょう。

その癒しブームは、もはや一時的なブームではなく、今も続いています。中高年のうつ病が深刻な社会問題になっていたり、やはり現代のストレス社会において、癒しを求める人は多いのでしょう。

ところで、もともと「癒し」とは未開社会の呪術者が病に陥った人を治す悪魔祓いの行為についていったものだそうです。民俗学者たちはその意味を、地域社会や共同社会から離れたしまった人を、再び社会へ復帰させるための儀式だと分析しています。その意味でいくと、現代においてもストレスを抱えて社会から落ちこぼれた人が、社会生活を正常に営むために、癒しを必要とするのですから、もともとの意味は失っていないのかもしれません。

もちろん現代では、もっと広い意味にとらえられていて、心理的な病気を治す意味から、もっと軽い「リラクゼーション」の意味にも使われたりします。

そんな癒しやリラクゼーションで効果的とされるのに動物や植物があります。イヌやネコを老人ホームに連れて行ってお年寄りたちと触れ合ったり、観葉植物を置くことによってオフィスを和ませたり、やはり自然の力ってすごいですよね。

『和楽多屋』にもそんな癒しやリラクゼーションアイテムがあります。もしかしたら、それはストレス現代社会において、必須のグッズなのかもしれませんね(^^;

こちらから
http://www.warakutaya.com/washiinterior.html

和楽多屋スタッフ:MORI