和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

勤労感謝の日の意味

土曜日がお休みの方は、3連休だったという方も多いはず。さて、今日からまた仕事ですね。

ところで、日曜日が「勤労感謝の日」ということで、月曜日が振替休日になったので、3連休になったわけですが、よくよく考えてみれば、“勤労感謝”って何だか変な言葉だと思いませんか?

勤労できることに感謝するのか、勤労者に感謝するのか、はたまた全く別の意味なのか…

祝日法によると、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ということです。結局最初の“勤労”と“感謝”をくっつけたので、訳の分からない言葉になったのですね(^^;

でも、“国民互いに感謝しあう”というのも何だか奇妙な状況のような気もします。(まあ、一人で社会生活はできないわけで、他人の勤労によって自分の生活が成り立つことを考えれば、もっともなのですが)

それもそのはず、実は「勤労感謝の日」は本来、戦前の新嘗祭(にいなめさい)であったものをそのまま国民の祝日としたものだからです。そして新嘗祭とは、天皇が国民を代表して農作物の恵みに感謝する式典であったとか。

やっぱりそうだったんですね。「勤労感謝の日」とは私の解釈では“勤労の結果、そのすばらしい成果に感謝する日”だと思います。で、一生懸命やったんだからたまには休もうよと…(笑)

そういうことで、年末もすぐですが、一生懸命働いて、あとはゆっくり休もうと思います(^^

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和楽多屋スタッフ:MORI