小松菜
先日は東京で雪が降るなど、春近しといえども、まだまだ冬の気配が残る今日この頃です。
さて、ホウレン草と共に、冬の葉野菜の代表ともいえるのが、小松菜です。もともと東京の小松川というところでよく栽培されてきたので、この名がついているということで、今でも東京が生産量日本一です。ホウレン草に比べ、アクが少ないので調理しやすいので、貴重な緑黄色野菜として大いに活用したいですね。
栄養的にはカルシウムが何と、ホウレン草の3.5倍もあり、骨が弱くなったといわれている現代っ子にもちょうどいいかもしれません。そのほかにも、鉄分や、カロテンが豊富ですから、貧血やお肌の老化防止など、女性にとってもうれしい野菜です。
食べ方はさまざまですが、豊富なカルシウムはタンパク質やビタミンDと一緒に取ると吸収率が高まり、カロテンは油と一緒に取ると吸収率が高まりますので、伝統的な小松菜料理である油揚げとの煮びたしなんかが最高かもしれませんね。
和楽多屋スタッフ:MORI