和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「ものは考えよう」一喜一憂


型染版画「日本のかたち」伊藤 紘


今年も今日で、早くも一ヶ月が過ぎようとしてます。一喜一憂といいますが、一喜十憂という四字熟語が無かったかと考えさせられるような気の滅入ることも多く、今年の十大ニュースがこの一ヶ月で書けそうな気もします。
やはり今は「一喜」を「百喜」と思えるように気持ちを切り替える必要がありそうです。なかなか厳しい現実の中では難しいことです。しかし、甘いといわれそうですが、自分にできそうなこと探して「小さなことに喜びを感じる」これは意外に多くあることに気がつきます。自分を褒めたり、公園で小鳥の声を聞いたり、散歩で野花を眺め観察したり、写真を撮ったり、博物館にいったり、音楽を聞いたり、読書したりなどなど、ひとそれぞれです。例えばスポーツ観戦、今回のサッカーの勝利は自分にはそれだけで「百喜]くらいとも思えます。身近な人とその喜びが共有できればさらに喜びは倍加することでしょう。
これは自分に言い聞かせていることでもありますが知っているようで知らない「日本のかたち」を知るのも私にとっては喜びの一つです。