和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

2010-01-01から1年間の記事一覧

持つ喜び、使う喜び。漆芸の万年筆。

万年筆といえば、かって贈り物の定番といったほど人気でしたが、最近ボールペンを使う方が圧倒的多数となっております。しかし、万年筆はそれとは違う、言葉を一文字、一文字、思いを込めて書くためには手放せないとしている万年筆ファンは多いようです。重…

今日、お見合いをしました。

これは、4/14 NHK「ゲゲゲの女房」ドラマでのはなしです。それにしても当「和楽多屋」で扱っております「珊瑚玉の銀かんざし」がアップで映しだされてドラマの中で大きな役割を果たしていることに感動と同時に嬉しくもなりました。まだ何度かでてくることと…

和情報で「ホット一息!」

今年に入り和情報あれこれということで「和」総合情報サイトを立ち上げ、試行錯誤のなか続けております。 日本の伝統の美やその素晴らしさの紹介は勿論のことですが,これからは「ホット一息!」入れられることも時代が求めているのではと最近は特に思うよう…

伊藤紘 型染版画「日本のこころ展」いってきました。

「日本のこころ展」とされたこの作品展、現代に生きる日本人が忘れてはいけない日本の美・かたちが型染版画を通して独創的に表現されています。うまく言えませんが世の中大きく変わろうとしているなか、必ずや心に響くものがあるはずです。 新作も多くありま…

元気に育って欲しい。一ヵ月後は端午の節句。

今から一ヵ月後はゴールデンウイーク真只中です。今年は上手に休みをとれば7連休、11連休も可能とかいわれています。そんな中5月5日は端午の節句(子供の日)です。少子化が社会問題になっておりますが、元気いっぱい育って欲しいと思う子を持つ親心は昔も今…

林多聞氏、伊藤紘氏、籔内佐斗司氏の作品展が各地で。

和楽多屋」が作品を掲載させていただいている先生方の作品展です。[東京] 色模様 昭和いろは歌留多 林 多聞 作品展遊び心、ウイット、ユーモアの林多聞氏の久々に作品展を開催してます。きわどい表現は観る人に新鮮な驚きを与えてくれること間違いなしです…

「記念品目録の書き方」更新しました。

さまざまな個人のお祝い、会社での転勤、退職などの記念品など何を選ぶかには頭を悩ませることでしょう。が、さて贈るものは決まったけど、記念品の目録、それは無いよりはあったほうがいい。だけど書き方はどう書けば?こうした悩みの解決にお役にたてれば…

珊瑚のかんざし「ゲゲゲの女房」の小道具に

和楽多屋のトップ頁の今月の注目アイテムとして紹介しておりますが、放映(3/29朝8時)間近ということもあり、当方にとっては大変嬉しいことなので、重ねてこのブログでも取りあげました。 詳しくは銀細工こちらからhttp://www.warakutaya.com/ginzaiku…

「和」を楽しみに、出かけましょう。

和の情報サイトとして、「見る・知る・学ぶ・散策する」を活用いただいておりますが、今後さらに充実させて、「和」楽しみに、出かけたくなるようなホットな情報を発信したいと思っています。 なかでも和楽多屋がセレクトし掲載する「展覧会情報」の数カ所は…

色模様 昭和いろは歌留多 林 多聞 作品展

「和」ではありませんが「和楽多屋」でも掲載させていただいている「遊び心、ウイット、ユーモア」の林多聞氏が久々に作品展を開催します。 前々から構想を練っていたもので「女と男の色は歌留多」といったタイトルがふさわしいのではないかと思われます。 …

叙情と浪漫。夢二は、時を超えて愛される。

いわゆる「夢二式美人」と呼ばれる美人画で知られる竹久夢二。その愁いを帯びた表情と細身で優美な曲線を描く姿態。そして独特な色づかい…それはまさに大正浪漫の時代を生き、時代を創った夢二の世界です。今日でも多くのファンを魅了してやまない夢二の世界…

籔内佐斗司氏の新作ブロンズのご案内

笑門来福 招福翁(しょうもんらいふく しょうふくおう)」 「笑う門には福来たる」──よく知られたこの俚諺のとおり、笑顔で暮らすことの大切さは計り知れないもので、想い以上の幸福を己と周囲にもたらすこともしばしばです。顔いっぱいに笑みをたたえた翁面も…

海外の方に人気、木目込み人形「鏡獅子」

「鏡獅子」 多くの方によくお買い求めいただいる伝統工芸品の木目込み人形に「鏡獅子」があります。「鏡獅子」は能の石橋(しゃっきょう)という作品をもとに作られ舞踊に獅子が登場します。歌舞伎でもこの獅子を舞踊に取り入れられ、近代になるほど能に近く…

やっぱり「北斎」そして「富士」浮世絵屏風で

浮世絵屏風 神奈川沖浪裏 日本人ばかりか、外国の方も浮世絵と富士山が好きのようです。冨嶽三十六景など世界的に有名な北斎の代表作を浮世絵版画を屏風に仕立てました。日本のお土産に今なお外国の方に人気、同時に日本人の誇り「北斎」の浮世絵は大変に喜…

カンザクラが綺麗、メジロが可愛い。

(新宿御苑2/20)/写真提供:伊藤晃さん新宿御苑での「カンザクラにメジロ」。いつも、ひと味ふた味違う、伊藤さんの目を通して撮影された写真です。カンザクラが綺麗、蜜を求めるメジロが可愛い。いつもながら、さすがです。年々開花が早くなっているよう…

こんな祝額を贈ったらきっと喜ばれます。

おかげさまで 笑顔たくさんありがとう 素直に明るくなりました 富士山と地蔵 和楽多屋の祝い額は伝統のなかに新しさを加え、ご入学、転勤、移動、お店などのインテリアとしても、お洒落で、ひと味もふた味も違った祝い額としてきっと喜ばれることでしょう。 …

伊藤紘 型染版画 日本のこころ展 開催のお知らせ

伊藤先生から次のような、お知らをいただきました。「気づけば20回目の個展。横浜では8年ぶりです。日本を彫り、染める歳月の流れのなか、その表情やかたちが乾きつつあるのを感じます。現代を生きる人たちに、少しでも潤いと元気を得て頂ければ幸いです。皆…

仁王さまからパワーをいただく。

2/6市川市にある弘法寺に足が向かう。厳しい階段を陸上部の学生さんが上り、下りでトレーニングしていた。のぼりきった所に仁王門があり、私のお気に入りの仁王さまに対面しました。しばし時を過ごし、パワーをいただいた気分になりました。 スタッフ:SEN

ひとのふんどしでブログ

撮影場所は、小金井公園の梅林で、撮影日は1月30日です。(撮影/伊藤晃さん)私の写真の師匠から梅の写真が送られてきました。いつ見ても、ひと味もふた味も違います。今日のブログでは送られた写真の紹介をいたします。品のない言い方ですが、ひとのふんど…

楽しみながら、記念品を選ぶ。

個人のお祝い、会社での転勤、退職などの記念品は贈る人、贈られる人、いずれにしても何を選ぶかには頭を悩ませることでしょう。 会場の準備など事前の準備も大切です。そして、こうした行事に欠かせないのがその場を盛り上げるための花束と記念品の贈呈です…

初公開。夢二、最期の油彩画。

約2年3ヶ月の欧米旅行の「幻の帰国展」ともいうべき竹久夢二展が日本橋三越本店で開催されています。なかでも「扇をもつ女」日本初公開です。大正ロマン溢れる肉質画の名品も合わせて観ることができますので夢二ファンは見逃せません。日本橋三越本店新館7…

とにも、かくにも、検索1位はうれしいこと。

Yahoo!およびgooglから「和」総合情報サイト_と検索すると和楽多屋が共に、現在トップにランクされています。どこまで貢献しているかは全くの別問題ですが、うれしいものです。 「情報」と「ショップ」掲げてますが、日本のものづくりはこれからも大いに評価…

「和」総合情報サイト…としてリニューアル

和楽多屋(わらくたや)のサイトがやっとのことでリニューアルし、スタートしました。 日本の伝統の美やその素晴らしさを紹介いたします。親しんでいただいた、和のブログ「和三昧今様粋生活」、美術館・博物館情報その他を「和情報あれこれ」として新しくし…

カウントダウン+満月と初日の出(撮影/伊藤晃さん)

私の写真の師匠でもあります伊藤晃(ヒカル)さんから新年にふさわしい大変貴重な写真が送られてきましたので紹介させていただきました。伊藤晃さんならではの狙いの良さとその執念?に頭がさがります。やはり師匠は違いますね。 ● 増上寺+東京タワーのカウ…

「箱根駅伝」だけではない、もう一つの東洋大。

山の神、柏原選手の偉業に沸いた「箱根駅伝」は東洋大が大活躍でした。 これを「動」とするなら、「静」というべきか、こちらも東洋大学のお話で「書」展です。受付けの笑顔が可愛い女の子と少しお話ができました。1年生だという彼女の書は、なんと「安心立…

江戸職人(日本のこころ「型染版画」伊藤紘)

明けましておめでとうございます。 無名ながら優れた技をさりげなく示し、それでいて過剰な期待や報酬にも関心が薄く、仕事と道具には熱く、芸術という言葉や役所の権威づけの甘言には冷ややかな、生き難い世を生きる職人がいい。(伊藤紘) http://www.wara…