江戸職人、粋の技
9/5「ぶらり通勤途中下車の旅」ということで、蔵前橋通りに面した震災記念堂周辺の話をしましたが、通勤は自宅のある市川市から江戸川、中川、荒川、隅田川を渡り、蔵前橋通りをまっすぐお茶の水近くまで、さらに本郷通り、春日通りを経て文京区小石川にある会社というわけです。その間、市川市、江戸川区、葛飾区、江東区、墨田区、文京区という順番です。清澄通りと交差するところ少し北へ足を伸ばせば台東区です。八百八町、火事と喧嘩は江戸の華、このあたりには、今も下町の生っ粋の職人さんが江戸の伝統工芸を守ってます。
江戸川区には江戸風鈴、釣りしのぶ、葛飾区には刀剣、江戸漆器、江東区には江戸桶、江戸切子、墨田区には足袋、江戸木目込人形、文京区には東京銀器、木版画、台東区には江戸指物、黄楊櫛などなど、等々、まだまだ、いろいろ沢山あります。私の通勤で横切るそれらの区だけでも紹介しきれないほどです。東京は23区もあります。ましてや日本全国ではと考えるとそれはすごい。
「和楽多屋」では、江戸(東京)を中心に、今、一番大切な日本人の忘れかけているこうした職人さんの持っている温ったかい心、粋の技などをちょっと違った視点から紹介できればと思っております。
スタッフ:SEN