知ってるようで、あまり知ってなかった事

和楽多屋HP用の焼き物分布図を作っていた時です。各焼き物の名称を引き出し線を使って日本地図の各県に引いていったわけですが、恥ずかしながら僕は日本地図における各県の位置あまりよく把握してなかった事に気付きました。だいたい大きな枠組みとしてはこの県はこの地方（関西とか関東とか）だという事は分かるのですが、いざ細かく県別に区切られた日本地図に引き出し線を引こうとすると（あ、あれ？ここで良かったっけ？…）と手が止まってしまうのです。（あぁこの県はこんな形してたんだ・・・）とか。自分にあまり縁の無かった県は漠然としか把握しておらず位置関係がいまいち判然としないのです。京都が日本海に接しているっていう事もこの時初めて知ったりして…(　▽|||)

世界地図でアメリカ合衆国が何処に有るのか知らない日本人はまず居ないでしょう。イギリスやインド、中国なども知らない人は居ないと思います。しかし日本地図で自国の県の位置を完全に把握してる人がどれくらい居るのでしょうか？。いや、僕が無知なだけなのかもしれませんが。インターネットで国外の情報が簡単に見知る事ができる現在、何となく国内の事など知っているつもりになっているだけなのかもしれません。同じ日本語圏、日本という一括りで考えがちですが世界の国々にそれぞれ文化が有るのと同様、同じ日本国内だって当然地域性や文化もそれぞれ違うわけで、いろんな興味深い話が有るはず。そう思うと無性に行った事の無い県、知識のあまり無い県を知りたい気持ちになりました。

スタッフ：S.K