和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

金蒔絵シールが歴史の鍵を握る!?

「和楽多屋」のTOPページでもご紹介しましたが、昨日の夜、NHK教育テレビで『知るを楽しむ 歴史に好奇心「黄金島・ジパング〜謎解き・金の日本史』が放送されましたね。もちろん私も見たのですが、金の力がいかに時の政権に影響を与えたかが興味深く紹介されていました。

黄金の茶室など金を大いにひけらかた豊臣秀吉に比べて、実はその秀吉より大量の金を持っていた徳川家康。彼は経済の安定こそ権力の安定につながるのだということを見抜いていたので、その大量の金で小判を造り、社会に流通させました。

その家康の金の供給源こそ、佐渡の金山だったんですね。テレビの佐渡のシーンでは、小菅徹也氏が登場していましたが、彼こそが今「和楽多屋」でご紹介している「金蒔絵・佐渡特撰シール」の開発者です。また、小菅氏はNPO法人・国連支援交流協会の21世紀新潟支部支部長でもあり、このシールで佐渡の発展と同時に国際的な支援活動に役立てようとされています。そんなことを思うと、大げさかもしれませんが、このシールは過去と現在を通して“歴史を動かす鍵”と関わりがあるのだと思い、感慨深いものがありました。
http://www.warakutaya.com/makie.html

スタッフ:MORI