和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

風邪の民間療法、日本と外国では…

数日前から、思い切り風邪を引いてしまい、なかなか治らずに困っています(^^;
もちろん病院に行って薬をもらってくるのもいいのですが、昔の人の知恵を借りるのもいいのではないかと思い、少し調べてみました。

日本ではネギとかショウガがいいと言われていますよね。江戸時代の文献にも「感冒、頭痛。汗のでない場合、味噌で飯および生ネギの葉、根を煮て粥を作り、熱いうちに食して汗をとるとよい」とあるとか。とにかく体温を上げて、汗をいっぱいかくのがいいようです。

それでは外国ではどうなのか。ちょっとびっくりしたのはドイツの「ホットビール」。なんとビールを温めて飲むと風邪にいいそうです。私は恐ろしくてちょっと試してみる気にはなりませんが…。そういえば日本にもアルコールで風邪を治す方法として「卵酒」がありますよね。
イギリスでは、「風邪は食べて治せ、熱は食べずに治せ」という言葉があるようで、軽い風邪の場合はしっかり食事を摂って栄養をつけて治し、熱がある場合は食べずに水分をたくさんのって治すのだとか。それぞれの国で、それぞれの昔の人の知恵があるものですね。

いずれにしても、みなさまも風邪には十分お気を付けになってください。

スタッフ:MORI