和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

もっと光を!もっと「発表の場」を!

染芸展で東京手描き友禅の青年部の方とお会いし話を聞き、もっと発表やPRを行っていきたいが、なかなか難しいことが多いと語ってくれたことを以前スタッフMORI がブログで紹介しました。

当方の文京区には東京ドームのそばに大変立派なシビックセンターという建物があり、これまた立派な大ホールや小ホール(ギャラリー)があります。
ここのギャラリーなどでは文京区の伝統工芸や産業展が行われ実演と展示、販売なども行われています。

難しい問題もあるかとは思いますが、立地の面、訪れる人員からいっても、このような場所での展示会を若い伝統工芸士の方々が、いろいろ計画し使用する機会が増えればとの思いがあります。

このような公の場には区民の方々の展示会などの希望も沢山あり、会場予約は相当前から予約しないと難しいようです。
さらに作品の展示はいいけど商品の販売などできない場合もあるとも聞いています。

東京手描き友禅の青年部の方に限らず、特に日本の伝統工芸などを受け継ぐ意欲のある若い人たちをもっと積極的に受け入れ、会場使用料なども特別料金叉は無料で借りられるとか、売上の一部を区に支払えばよいとか、浅はかではありますが何か方法があるのではと考えてしまいます。

身近にある伝統工芸品など手作りのよさをもっと知ってもらいたい。
大手デパートなどでは時々行われてはおりますがそれとは違ったもっと気軽に楽しめる発表の場がもっと欲しいと、これは伝統を継承する若い人たちの思いでもあるとおもいます。
経済的にも個人の負担を少なくするために合同展のようなことなども含め模索している気がします。

丹念に作られた素敵な作品が多いので、購入したい方も大勢いるはずですし、伝統工芸士さんや職人さんの講演会なども、もっともっとあって欲しい。
そしたら私なども、どんどん見聞きし勉強もしたいです。
もっと光を!もっと「発表の場」を! と考えます。

いい知恵があればお聞きかせください。

和楽多屋スタッフ:SEN