和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

漆黒の髪

ネットでニュースを見ていたら「一人で髪を洗えません」というタイトルを見つけました。
159cmの身長に170cmの髪を蓄えている女性の画像が貼ってありました。
週に一回、家族に手伝って貰い洗髪するそうです。
髪の事を考えてリンスはしないし、ドライヤーも使わないそうで、髪のお手入れに一日1〜2時間費やすんですって。
確かに、ツヤツヤで綺麗な髪の毛です。


昔の日本女性も髪の毛が長かったですよね。
十二単を着るような身分の高い人なんて引きずるくらい・・・。
あれって本物の髪の毛なのだろか。


昔の韓国では身分の高い女性はカツラを付けていたそうです。
韓国ドラマの『宮廷女官チャングムの誓い』では、物語の中で皇后様がカツラが重たくて肩が凝ってしまうという
シーンがありました。
見たことがある方はおわかりでしょうが、見るからに重たそうなカツラです(^^;)


女性が髪の毛を伸ばすことって、昔は身の回りの世話をする人がいるからこそ(身分が高い)できる
ことだったんでしょうね。
もちろん身分が高くなくとも女性は皆、髪が結えるくらい長かった・・・女性の象徴だったのでしょう。


私自身も髪を伸ばしているところですが、いつかバッサリ切るつもりです。
サッパリするだろうなぁ。
髪型を自由にできる現代に生まれてきてよかったと改めて思いました(^^)


和楽多屋スタッフ:MU