和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

つつじのお花見

桜も終り、花で言えば次はつつじの季節ですね。このつつじ、都会では車道と歩道の境に植えられていることが多く、その他の季節は緑の葉だけの地味な存在なのに、この時期になると、急に鮮やかな色の花がびっしり咲いて、人々の目を驚かせます。

桜だとわざわざ出向いてお花見ということになりますが、つつじなら通勤途中でも、目の保養になりますよね。桜が高価な鑑賞用のアイテムなら、つつじは“普段使い”のアイテム。気取らず、それでいて結構使っていて幸せな気分にさせてくれます。

季節季節の花を愛で、感性を豊かにするのは、「和の心」を育てることにとって大切なこと。花見とはいえ、お酒の馬鹿騒ぎは考えものですが、こういう純粋な花見なら一年を通して行いたいものですね。

和楽多屋スタッフ:MORI