和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

運のいい人悪い人

世の中には運のいい人と悪い人がいると言います。また、同じ人でも運のいい日と悪い日があるとも言います。本当なのでしょうか?
たとえば、朝出がけに定期券を忘れて、仕方がないので切符を買って電車に乗ったら、財布を券売機に忘れたことに気づいて戻ったら遅刻して上司に怒られた…。こんな日はほんとに運が悪い日ということになるのでしょう。

しかし、運がいいとか悪いとかはすべて結果論じゃないかという気もするのです。定期券を忘れたのは単なる不注意ですし、財布を忘れたのも同じ。家をぎりぎりに出ているから、財布を取りに戻れば遅刻するのは当たり前で、そのことで上司に怒られるのは当然のことです。逆にそのことを肝に銘じて今後定期券を忘れることも遅刻をすることもなくなれば、むしろ運がいい日だったとさえ言えると思うのですがいかがでしょう。

運というのは人間が自分の責任を逃れたいばかりに、何か別のわけのわからないもののせいにしたいということで、考え出されたものにすぎない…。そう考えれば、どうせ運は人が考えたものですから、毎日が運の良い日と考えることもできるわけで、そのほうが幸せな毎日が送れるような気がしますよ(^^

和楽多屋スタッフ:MORI