和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

釣りは環境を破壊するか?

レジャーの季節になりましたが、釣り人口は今や一千万人以上に達すると言われ、メジャーな趣味の一つとなっています。昔ながらのヘラブナ釣りや海釣りに加え、バスフィッシングなどのスポーツフィッシングが定着してきたこともあるのでしょう。

しかし、おかげで置き捨てられたテグスなどで野鳥が苦しめられたり、ゴミを散らかしたり、地元の漁業関係者とのトラブルなど、好ましからざることが起こっているのもまた事実です。また、バスなど外来魚を勝手に放流して生態系を壊しているとの声も聞こえてきます。

私も釣りをしますが、本来釣りという趣味は、自然をよく理解し、人知がどこまで及ぶかの挑戦が楽しいんですよね。だから心ある釣り人は自然を決して荒らさないし(荒らすと自分の楽しみがなくなるし(^^;)、荒らさない術を心得ています(自然を理解する力がないと釣りはできません)。

どこの世界にも愚か者はいます。しかし、それ以上に賢明な人もたくさんいると思うのですね。楽しい釣りを多くの人ができるように、一人ひとりの自覚ってほんとに大事だなあって思います。

みなさんも夏休みには、自然をよく理解した上でレジャーを楽しんでくださいね(^^

和楽多屋スタッフ:MORI