和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

追悼  宋 左近・宇宙の美

詩人で美術評論家の宋左近(そうさこん)氏(1919〜2006)は、昨年6月にお亡くなりになるまで我が地元、市川市に長く住まわれ創作活動をされ市川名誉市民でもありました。氏は市川大好き人間でした。

私の自宅から足を少し伸ばせばいける芳澤ガーデンギャラリーで8月5日(日)まで開催されていた追悼 宋左近・宇宙の美をウオーキングもかねて最終日になりましたが行ってきました。

「日本人のルーツは縄文にある」と考え、縄文の人と芸術を深く敬愛していた宋氏の想いをたどる展覧会で、縄文土器や東洋美術コレクション自筆の詩、書などが紹介されていました。

紀元前12000年から紀元前300年の縄文時代をこよなく愛した氏。この展覧会には縄文土器の展示もありました。そして比較的に空いていたこともあり、じっくり堪能させてもららいました。
今尚これほど新鮮に、そして心を穏やかにしてくれることに改めて感動しました。「日本人のルーツは縄文にある」と言っておられた宋氏の考えに納得の一日でした。

歩いていけるところに縄文時代の堀之内貝塚もあり、市川市立市川歴史博物館と考古博物館の敷地内に残っています。ここへはウオーキング、森林浴をかねてしょっちゅう行っています。
私も宋左近氏同様、市川大好き人間です。

和楽多屋スタッフ:SEN