和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

注意力、集中力、「○○力」。

本のタイトルに「○○力」と付けるのが流行っているということをラジオで取り上げていた。以前は赤瀬川原平さんの「老人力」最近では渡辺淳一さんの「鈍感力」が大ヒット。
どちらも私など参考にすべき本で、ある年齢がくれば衰えは仕方ないがそれを受け入れ知恵を出してマイナス部分を逆の発想で捉えプラスに転じて楽しんで生きていこう。ということだと思う。

「力」という文字はもともと手で鍬を持っているというところからきてるそうで、耕すという点では自然を大切にするということもあると思う。
そのほか英語力、日本語力、漢字力などの言葉のひとつをとっても、学んでみたいという気になる。この「○○力」というのは力を欲しい、能力を耕したいと思う人間の思いがある以上、本のタイトルにはこれからも多く使われるだろう。

先週の金曜日、親戚に不幸がありお通夜にいった時の出来ごと。車で普通なら1時間半で行ける高速道路で帰省ラッシュのピークと重なり倍の3時間もかかってしまった。
暑さと疲れのせいか、その帰りの自宅近くのいつも通っている道の電柱に車体の後部をぶつけてしまった。自宅近く、いつもの道、普通に走っている。曲り角ではあったが「えっどうしてここで」とホント考えられないことだった。ちょっとこすった程度だが、注意が散漫だった。人ではなく電柱でよかった。

特に車の運転などでは「○○力」というところを私の場合は「注意力」「集中力」に置き換えるべきだとつくづく感じた。TVのニュースが高速道路でバス追突事故、母子が死亡するという痛ましい事故現場を映し出していた。

猛暑日が続いて身体がシャキッとしないが車の運転だけは「注意力」「集中力」を絶対切らせてはいけない。

和楽多屋スタッフ:SEN