和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

カレンダー

和楽多屋では、先日、来年の干支・子の江戸木目込み人形の取り扱いを始めました。
「もう、来年の話?」って思った方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、そういう季節物を扱う業界は、かなり前から商品を準備しないといけないため、どうしても早め早めになってしまうんですね。

カレンダーもその一つ。もう来年のカレンダーの予約や販売をしているところは、結構あります。そういえば、毎年、来年はどんなカレンダーにしようか、すっごく迷ってしまうんですよね。毎年決まったカレンダーを使い続けている方もいらっしゃいますが、何となくカレンダーを替えると気分まで変わるので、私は新しいカレンダーを使いたいほうなんです(^^

壁にかけるのなら、やっぱり写真なんかがきれいなほうがいいでしょうし、机の上に置くなら実用的な予定などを書き込めるほうがいいような気がします。また、その日の出来事とか教訓なんかが書いているものもいいかもしれませんね。

ところで、カレンダー、昔風に言えば暦(こよみ)でしょうが、昔の中国では、暦とは皇帝が民衆に与えるものだったんですね。つまり一年の天候を予測して暦を作ることは王たるものの、権力の象徴とされていたんです。カレンダー、暦とは、今日が何日かということを知るだけではなくて、気候などを予測する未来予測表だったわけです。それによって豊作になったり商売が繁盛したりしたわけですから、暦の力は偉大だったわけですね。

カレンダーに予定を書き込むことは、約束を守るためだけではなくて、もしかすると、自分の未来を左右することかもしれません。たとえば行動予定以外に目標なんかを密かに書き込む人もいます。未来の夢の実現のために…。
来年のカレンダーに、あなたも自分の夢や目標を書き込んでみてはいかがですか。もしかしたら、実現するかもしれませんよ(^^

「江戸木目込み人形」はこちらから
http://warakutaya.com/kimekomi.html

和楽多屋スタッフ:MORI