和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

もう「五月人形」?

先週『和楽多屋』の「木目込み人形」のラインナップに追加アイテムがありました。

五月人形」が数点増えたのと、人気の[春うらら]と同じシリーズの市松人形2点です。

ひな祭りもまだなのに、もう「五月人形」?って感じもしますが、人形については早くから引き合いがあって、早々に在庫がなくなってしまいます。だから早め早めのご案内となります(^^

ところで、五月人形ってどうして飾るようになったのか、ご存知ですか? もともと端午の節句は厄払いの行事が起源で、男の子の厄払いや健康祈願が行事が武家からやがて庶民の間にも拡がっていきました。

武家では屋敷の塀や門に柵を作って、幟や兜、槍などを並べる風習がありました。それがやがて鎧兜を着せた武者人形を飾るようになったということです。それが庶民の間でも広がり、でももちろん本物の武具などは持っていないので、紙などで作った武者人形を飾りました。これが五月人形の始だということです。

江戸も元禄時代になると、外に飾るのではなく、室内に飾る小さな人形が主流になりました。そして歴史的な武将、弁慶や義経なども登場し、華やかなお祝い行事になりました。

いずれにしても、大切な子供達の健康を願う行事、家族みんなで盛り上げたいですね(^^

市松人形の2点は、なかなか愛らしい現代的な顔で、お子様やお孫さんへのプレゼントにもぴったりです。ぜひサイトで写真をみてくださいね(^^

江戸木目込み人形
http://warakutaya.com/kimekomi.html

和楽多屋スタッフ:MORI