和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

小さな博物館「屏風博物館」

前々から大変気になっていた博物館に「屏風博物館」があって、5/19にいってきました。東武浅草線業平橋駅下車3分のところにあります。
やはり、のぞいてみるものです「屏風」のイメージが変わります。ここには奈良時代から江戸時代末期までの主な屏風を年表風に紹介したパネルや、製作に使う「はけ」「鋲」「裁ち包丁」などの道具や金具なども展示されています。
伺う前には、どんな博物館なんだろうと勝手に想像をしておりましたが大変に新鮮で、アイデアが素敵なユニークな屏風もあり感動しました。すみだマイスターにも認定されている片岡恭一氏はお邪魔している間、次の予定があるなか、一生懸命説明してくれる大変気さくな方でした。墨田区には区の産業PRとイメージアップ、地域活性化を図る事業として「3M運動」というのがあります。小さな博物館運動(Museum )マイスター (Meister)工場ショップ運動(Manufacturing Shop)の3つのMの頭文字からとって「3M運動」と呼んでいるそうです。マイスターとはドイツ語で「職人の親方」の意味です。
こうした小さな博物館が墨田区には25箇所もあるんだそうです。伝統を継承するするだけでなく、その持っている技をお互い活かし新しい商品の開発などが活発に行われております。
今後は和のブログ「和三昧今様粋生活」などにも取り上げさせていただければと思っています。
「屏風博物館」
http://byoubu.co.jp/hakubutukan/hakubutukan_fl.htm
和楽多屋スタッフ:SEN