エコに包まれて…
先週、NHKや日本テレビなどでエコに関する番組が放送されていました。そういえばあと1ヵ月で「環境サミット」といわれている北海道・洞爺湖サミットなんですね。
『和楽多屋』で環境やエコというと「ふろしき」。“もったいない”の精神のもと、レジ袋や紙袋に代わるものとしてふろしきが見直されています。
しかし「ふろしき」が「ふろしき」と呼ばれるようになったのは室町時代から。もともとは、衣包(ころもつつみ)、あるいは平包(ひらつつみ)と呼ばれていたそうです。それがどうして「ふろしき」と呼ばれるようになったかというと、やっぱりその名の通り、「風呂」に関係があります。室町時の末期、大名が風呂に入るときに平包を広げ、その上で着物を脱いだり、あるいは足ふきにしたなどの説があります。つまり風呂に敷くものだから、風呂敷なんですね。
風呂に行くときのバッグになり、また風呂にいったらマットの代わりになり、まさに余計なものは持たないというエコの精神ですね。日本人は昔から環境に優しい民族だったということでしょうか(^^
ふろしきはバッグになります!証拠はこちらから…
和楽多屋スタッフ:MORI