和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

記念品はタイムマシン?

退職や卒業、結婚式あるいは還暦…人はいろいろなタイミングで記念品をもらいます。その品を見れば、人生の節目を思い出す─記念品にはそんな役割もあります。

記念品は思い出とともにあるのですね。
そういう意味でいうと、記念品は一つのタイムマシンの入口かもしれません。

その記念品を見た途端、たちまち過去へとタイムスリップして、そのときの風景や人々を思い出す。
「ああ、あの頃はあいつも若かったなあ…」
「男のくせに、卒業式で涙を流してたっけ…」
「まだ、この辺には畑がたくさんあったよなあ…」
それで、ふっと心が癒されたりします。

部屋の中に堂々と飾られる記念品もあるでしょうが、押入の隅でずっと眠っていて、引っ越しのときなどに再び日の目を見る記念品もあるでしょう。どちらにしても、その記念品はもらった人の歴史が刻まれています。大切にしたいと思います。


日本のお土産・記念品
http://www.warakutaya.com/kinenhin.html

和楽多屋スタッフ:MORI