和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

表現する方法

昨晩、木曜洋画劇場を何気なく見ていました。
巨大なクモが人間を襲うって感じの映画で、「危ない!!襲われる!!」ってシーンなのに何故か緊張感の無い音楽が流れたりして「子供向けに作った映画??」と思わず・・・( ´Д`)
まあ、何も考えずにボーっと見てました。

来週の予告は「マッハ!」というタイの映画でムエタイを武器に戦うアクション映画でした。
主演のトニー・ジャーはワイヤーやCGを一切使わずに自分のアクションで演じたそうです。予告を見ただけですが、いやぁ〜面白そうでした(^^)
劇場公開っていつされてたんだろう??
ジャッキーチェンやジェットリーとはまた違ったアクションが見られそうで楽しみ楽しみ♪♪

よくジャッキーチェンの映画はNGシーンなんかが特典映像として見ることがありますが、自分の体一つで表現しているから、まあ失敗したときの痛そうなこと。。。
でもその後、いつも笑顔なのがスゴイです、ジャッキー。
失敗も「上手く失敗している」ってのも印象的ですね。
熟練の技なんでしょうねぇ。

CGなどの映像技術が進む中で、生身の体で表現するアクションスター。
表現する方法は全く違うけれど、和楽多屋が絶賛する伊藤紘氏と共通するものがありますね。
印刷技術が発展する中で、型染版画という手仕事を続ける伊藤氏。
先生の版画集『型染版画〜日本のかたち〜』のあとがきに手仕事について書かれています。


手仕事はもっと素朴に、素直に行えばいいと思う。
そう、日常生活で普通に呼吸しているように、だ。


という言葉があります。
先生のお人柄を感じるとても温かい言葉です。

版画集の一部を公開していますので、気になる方は下記のURLからどうぞ。
http://www.warakutaya.com/katazomehanga.html


スタッフ:MU