和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

冷奴

暑くなってきて食欲がなくなると、冷奴なんかがうれしいですよね。

冷たくて、つるっとした喉越しで、しかも火を使わず簡単にできるので、夏の食べ物としては満点です。しかも豆腐は栄養価が高く、健康にもいいのです。

そういえば今『365日たまごかけごはんの本』というのが売れているそうで、シンプルな卵かけご飯にいろいろバリエーションを加えて毎日でも食べられることを見せた本なんですが、冷奴もそれと同じでありとあらゆる変化が考えられます。

普通、冷奴といえば、削り節や葱、生姜などを添えますが、その他、何を添えても、おいしくいただけます。卵かけご飯同様、シンプルでありながら、なかなか奥の深いメニューといえます。

たとえば、梅肉や納豆、アボカドやトマトなど、思いついた食材を次々に試してみるのも楽しいですね。熱い挽肉あんなどをかければ、冷たい豆腐とのコントラストがなかなか面白いと思います。

ちなみに豆腐は絹ごしと木綿がありますが、お好みでどうぞ。豆腐をにがりなどの凝固剤でそのまま固めたものが絹ごしです。それに比べ木綿はいったん柔らかく固めたものを型に入れて押し固めたものです。栄養価では、絹ごしはビタミンB1が豊富、木綿はカルシウムやたんぱく質、鉄分が多いなど、若干の違いがあるようです。

冷奴に冷酒、いいですね。こんな涼しげなぐい呑みでいかがですか?


http://www.warakutaya.com/okinawa_yakino/kobashi.html

和楽多屋スタッフ:MORI