和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

カボチャ

カボチャは冬至の日に食べる習慣があるので、冬のものだと思われている方もいらっしゃいますが、収穫は6〜8月で夏野菜なんです。夏は緑黄色野菜も不足しがちですから、貴重な野菜ですよね。

栄養は、豊富なカロチンやビタミン、タンパク質やミネラル、食物繊維などを含み、とってもバランスがいいので、この夏はカボチャを食べて体調を整えたいですね。

ところで現在よく出回っているのは、西洋カボチャで大型で表面が割とつるつるしています。でも、かつては黒皮南瓜や鹿ケ谷南瓜のような日本カボチャが主流でした。

西洋カボチャに比べて色が黒くて表面もごつごつしています。甘みは西洋カボチャよりは少ないのですが固くて煮くずれしにくいのが特徴。日本料理の煮物にはこの日本カボチャのほうが合うようです。

無骨だがしっかり一本芯が通っている…何か日本の伝統文化と似ていますね。カボチャにも日本らしさというものは反映されるのでしょうか?

まあ、これはもちろんこじつけです(^^; でも文化って意外なところに反映されているものです。みなさんも一度、いろいろなものに日本文化を探してみてはいかがですか?

こちらは日本文化そのものがテーマです(^^
http://www.warakutaya.com/katazomehanga.html

和楽多屋スタッフ:MORI