和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

おくら

まだまだ暑い日が続いていますが、そんな暑さでぐったりした体を元気にしてくれる食品に、いわゆるネバネバしたものがあります。

たとえば納豆、そして夏だったら「おくら」がありますよね。そう、ししとうに似た形をしていますが、切るとネバネバがあり、健康にいいと言われている野菜です。

このネバネバの成分は、食物繊維のペクチンと糖タンパク質のムチンです。ペクチンは整腸作用があり、血糖値の急上昇を押さえ、また糖尿病の予防にも役立つと言われています。ムチンにはタンパク質の消化を助ける働きがあるそうですよ。

またねばりそのものが胃壁を保護したり、細胞表面をウィルスから守ったり、目の表面を覆ったりと言うように、体中の粘膜の表面液になる。また細胞のなかの水分を保持する働きもするということなので、ぜひたくさん食べたい野菜のひとつですね。

料理は、産毛をとったほうがおいしくいただけますので、塩をたっぷりかけて表面をこすったあと、さっと茹でてから使ってください。おひたし、炒め物、煮物、天ぷら、スープ、サラダと幅広く使えますよね。

※食事の味だけではなく、お部屋の演出も大切。
 こんな一輪挿しあります。


こちらから


和楽多屋スタッフ:MORI