お土産
よく成田空港で、外国旅行帰りの日本人が、山盛りのお土産の下げたり、カートに乗せているのを見ます。旅先でも最後の日は、お土産を買うのに一日費やしたりして、旅行するのが目的なのか、お土産を買いに行くのが目的なのか、よく分からないケースがあるのではないでしょうか。
土産という字も、まさにその「土」地の「産」物というわけですから、珍しい物を持って帰りたいという気持ちも分かります。でも、それが本末転倒になって、お土産のための旅行になってしまっては、よくないですよね。
本来、お土産とは、異国の地の産物を持ち帰り、留守を守っていてくれた人達に対する、旅の思い出の「おすそわけ」のようなものではなかったのでしょうか。そう考えると、お土産の品選びも、また楽しくなるかもしれません。
和楽多屋スタッフ:MORI